絶対正午に行きましょうバリバリ岩

闇と陽射しの柔らかな競演


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心安くバリバリ岩
時が止まる星野洞
 中学生のとき、物理の授業の一環でNHKの天気予報放送から天気図を書いた。
 思えば南大東島という島を知ったのはその時だったと思う。
 ダイビングを始めて南の島に潜りに行きたいと調べたときにクレーンで船を吊り上げる島があると知った。

 それが南大東島。久しぶりの再会(笑)だった。
 今回の南大東島行きを計画して手配を始めたのは2月、なんと4ヶ月前のこと。
 何せシーズナリティーがわからない。
 というか島唯一のダイビング屋さんが連絡取れない。
 船で行こうと思ったら2ヶ月前にならないとスケジュールが決まらない、つまり宿の手配も2ヶ月前にならないと決められない。

      ・ ・ ・ ・ ・

   手ごわいのだ。。。(笑)

 ああ、現地1泊という羽田発のツアーは普通にネットに転がっているのでお試しをお考えの方はそちらが『楽』だと思う。
 でも、でもでも、『楽』に「安近短」で行くだけじゃもったいないくらい面白い島だったのだ、南大東島は。
 行くならちょっと(^_^;)苦労してでも、その面白さをしゃぶり尽くして欲しいと思う。

 というわけでどこまで島の魅力(笑)を伝えられるか、、、(^_^;)

 始まり、ハジマリ〜(笑)

南大東島 北 バリバリ岩 案内板  バリバリ岩は南大東島の北側にある観光スポット。
南大東島 北 バリバリ岩 ここからバリバリ岩に入る  フィリピン海プレートに乗り、今も移動している南大東島、そのエネルギーが裂け目として表れているのだそう。


 最初はちんけな割れた岩だと思っていた。
 島のパンフレット地図には他のスポットには何のコメントもなかったのにここだけ「正午頃がおすすめ」とあった。
 何があるんだろう?と思って正午に行ってみることにした。
南大東島 北 バリバリ岩 ジャングルを行く  バリバリ岩にはかなり立派な駐車場の脇から踏み込んでいく。
 最初は明るいジャングルを歩いていく。

 なんだ?こんなもんか?
 まあ、せっかく来たんだし、とりあえず行けるところまで行ってみるか、、

 そんな気持ちで先に進む。

 暑い。
 足元は乾いているがジャングルには湿気が多く汗が噴き出てくる。
南大東島 北 バリバリ岩 まだまだ明るいけど左右は岩に
南大東島 北 バリバリ岩 岩の高さがだんだん高くなる 南大東島 北 バリバリ岩 這いずりまわる木の根が雰囲気を変えていく  そして静かだ。
 僕が踏みしめる枯葉や地面がたてる音しかしない。


 すると前の方で何か動くものを感じた。

 ひらひらと動く何か。
 こっちに向かってくる。

 蝶だ。
南大東島 北 バリバリ岩 いたるところにクモが巣を作っている 南大東島 北 バリバリ岩 でかい岩が岩盤に挟まった抜け穴
南大東島 北 バリバリ岩 抜け穴から覗く先  歩みを止めて見入っているとひらひらと僕の近くを飛んだかと思うと今度は奥へ飛んでいく。
 誘われるがまま、また歩み始める。

 蝶に誘われてジャングルを進む。

 なんて不思議な体験!(モルフォ蝶だったら最高だったけど(笑))

 ふと気づくと左右は垂直に切り立った岩盤になっていた。
 道は細くなり、アップダウンを繰り返す。
南大東島 北 バリバリ岩 抜け穴を下りた先にもまだ続く裂けた岩盤
南大東島 北 バリバリ岩 左右の岩盤がそそり立って迫ってくる  
 
 
南大東島 北 バリバリ岩 天高く伸びているダイトウビロウ  さらに先に進むと道は下っていき、
でかい岩が岩盤に挟まった抜け穴が。
 しゃがんで奥を覗くと向こうにも切り立った岩盤が続いていた。
 荒削りだが階段があるので安心して下りて行ける。

 下りてみるとダイトウビロウが1本天を貫くように伸びている。

 見上げていたらまた何かの動きを感じた。

 えっ!?


 霧だ。

 そして急にヒンヤリしてくる。


 流れてくる霧をたどって奥に進む。
南大東島 北 バリバリ岩 岩盤の裂け目の奥は暗く  
 
 
南大東島 北 バリバリ岩 まっすぐに降り注ぐ陽射し
南大東島 北 バリバリ岩 洞窟から明るい世界を振り返る 南大東島 北 バリバリ岩 日射しを浴びてまっすぐ伸びるツタ
南大東島 北 バリバリ岩 霧が流れ出す洞窟を望む 南大東島 北 バリバリ岩 洞窟から見る世界は真っ白な世界 南大東島 北 バリバリ岩 真上から眩しい日射しが突き刺してくる
南大東島 北 バリバリ岩 洞窟内に鍾乳石が下がっていた 南大東島 北 バリバリ岩 鍾乳石を見上げていると水滴が  奥に進むといつの間にか洞窟のようなところに入り込んでいた。

 さらに奥に進む。
 暗さに目が慣れてくると鍾乳石が見えてくる。
 左手に下に入って行けそうな窪みがあったが行き止まり。

 洞窟にはヒンプンと呼ばれる顔隠し塀のような岩があり、そこは誰かの家であるかのよう。


 洞窟を出て上を見上げる。
 パンフレットが正午をすすめた訳がわかった。
 陽射しが真上から射してきて地面にまで届いているのだ。


 霧が絶え間なく洞窟から流れてくる。
 陽射しはそれをかき消すかのように突き刺してくる。

 岩盤の細い割れ目に生えている草々、木々は陽射しに手を差し伸べるように伸びている。

 聞こえるものはかすかに聞こえる鳥の声だけ。


   気持ちいい。
南大東島 北 バリバリ岩 洞窟内のヒンプンと呼ばれる顔隠し塀のような岩。まるで誰かの家のよう 南大東島 北 バリバリ岩 染みだす水が霧となって洞窟から流れ出す
南大東島 北 バリバリ岩 見上げれば霧と陽射しのせめぎあい 南大東島 北 バリバリ岩 天に向かって手を伸ばすツタ 南大東島 北 バリバリ岩 陽射しがツタに祝福を与えているかのようまっすぐ降り注ぐ 南大東島 北 バリバリ岩 舞い上がる霧がツタを天に引き上げて
南大東島 北 バリバリ岩 ダイトウビロウだけが陽射しを浴びているのではなく 南大東島 北 バリバリ岩 まっすぐ天に向かって手を伸ばすダイトウビロウ 南大東島 北 バリバリ岩 自然が作ったCD、きらきらと
南大東島 北 バリバリ岩 裂け目の底から抜け穴を見上げる 南大東島 北 バリバリ岩 この岩が日常の世界との門 南大東島 北 バリバリ岩 この岩が日常の世界との門
 鈍感な僕でも感じる神秘的な雰囲気。

 この雰囲気に浸るならやはり晴れた日の正午がいい。



 抜け穴を上って戻ってきたのは、
いつもの日常の世界だった。




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