裸足で竹の生活

マラブヨクって、どこ(笑)?



■8/26
 2002年の夏休み、バリを狙っていた僕は、一緒に行く人を探すのに大変だった。ようやく、見つけて、さあ予約と思ったら、車を電柱にぶつけたとのことで、あえなくおじゃん。そうこうする間に、日にちはあっという間に過ぎて、8月になってしまったのだった。が、話はひょんなところから思わぬ方向に転がっていった。8月2日の利島行きの最中にバリ行きの話が再燃、くじら組の組長、黒澤さんと2人で行くことになったのだ。そこで急遽、空席探し。ところが8月末のバリなんて空席があるもんじゃない。困りきって、いっそ行き先を変更しようという話になった。「フィリピンのカワヤンにしませんか?前にも行っているし、安いですよ。」と黒澤さんからのお誘いに一も二も無くのった。そして、僕は飛行機を、黒澤さんは現地を、それぞれ手配することとなった。

■カワヤンってどこだ?
 飛行機の手配はなんとかなった。直行便はさすがになく、キャセイパシフィックの香港経由便。セブまで1日で行けてリーズナブル(^_^;)な値段なのはそれくらいだった。そこで、はたと思ったのは、カワヤンってどこ?ってこと。セブ国際空港から車で何時間かってとこまでは聞いている。インターネットで調べると、「ミンダナオ?」セブと違う島じゃないの?うーん、わからん。いろいろ調べているうちに、カワヤンマリンリゾートというリゾートがあって、どうやら僕らの目的地はそこである感じがしてきた(笑)。(なんてあやふやな(爆))

■マラブヨクってどこだ?
 同行の黒澤さんは与論島で潜っていて、なかなか連絡がとれない。(25日、与論島から帰ってきて、26日に成田発という強行軍!)そのため、カワヤンマリンリゾートに泊るのかあやふやなまま、それがどこにあるのか、一面ガラス張りできれいな空港でした調べる。どうやらマラブヨクってところにあるらしい。でも、それはどこ?フィリピンのビサヤ州の地図を見つけてきて、どうやらここいららしいと見当をつけたのが、出発間近(^_^;)。まあ、現地から空港にお出迎えが来てくれるらしいから、実際のところどうでもいいや(^_^;)なんて気分で成田へと向かった。成田で無事黒澤さんと落ち合ったあと、カード会社共同の空港ラウンジで時間をつぶす。受付の「お嬢さん」は客が来ても私用電話を止めようとしないし、愛想悪いし、中のサービスも、アルコール類は無いは、コーヒーは無いは、ソフトドリンクは貧相だは、雑誌は破られているは、で散々だった。共同っていうことでクレームが届きづらいのかもね。ともかく第一ターミナルのラウンジには行くもんじゃないというのがよくわかった。キャセイパシフィックは香港行きの乗客で一杯だった。それなりに快適な、あいや、ラウンジの数倍快適な(^_^;)機内サービスをうけながら、僕らはまずは香港空港へと到着した。

香港空港、どでかいどでかい、ところで僕らはいったいどこにいるの?
 
 
 
「優の良品」って、、まったくスゴイ名前(^_^;)

フードコート、おいしそうです(^_^;) ■香港の新しい空港足つぼ屋っていってもパーティションで囲っただけという
 香港の新しい空港には初めて降り立った。きれい&でかい。マレーシアのクアラルンプール国際空港もきれいで大きかったけど、それよりでかい感じがする。黒澤さんの空いた時間にマッサージしましょうという提案にマッサージ屋さんを探す。運良く近くにあったので(反対側だと電車にのっていかなければならないのだ)行ってみるとフットマッサージ、いわゆる足つぼってやつですな、「あー、これは苦手だ」と黒澤さんはやめちゃって、結局、僕だけがやることに(^_^;)、しっかり30分、マッサージしてもらいました。快適でしたいざセブへ!香港出発!!よ。その後、フードコートで食事をしたり、お店をひやかしながら時間待ち。2時間半くらいもあったトランジット時間もあっという間に過ぎて(お店の半分も回れなかった(^_^;))僕らはセブへと飛び立ったのだった。

■やってきましたセブ
 セブに着くまでに、また機内食があってちょっとへきえき(笑)。セブに着いた頃には、もう既に日は暮れていた。飛行機からダッシュでイミグレーションに向かったおかげでイミグレの列に待たされること無く外に出ることができた。個人的には何年かぶりのセブ、雨が降ったらしく、しっとりと濡れた空気が体にまとわりついてくる。その匂いが「あー、フィリピンだぁ」って匂いで、日本ではない南の島に来たことを実感した。迎えの現地の人は黒澤さんと顔見知りのようで、何か片言で話している。1ヶ月前に来ているのなら、顔も覚えていて当然か。荷物を手渡して、ピックアップの車を待つ。さあ、これから4時間の車旅なのだ。

マッサージの客引き(笑)のお姉ちゃん

コテージの入り口、右側に飾ってありました
 
 
 
 
 
 
波の音しか聞こえない静かなコテージの廊下
■わっはっは、右側通行、じゃないや、左側(^_^;)通行
 ピックアップのスズキエスクードの荷室に荷物を放り込み、後部座席に陣取った。車は真っ暗なマクタン島を離れ、セブシティ内に入る。時刻は20時を回ったくらい。街は活気にあふれていた。きちんと整地され、区画された地域には大きなビルが建ち、物売りの子供たちが信号で止まった車に物を売りに来る。それでも車はスムーズに車の中からの街中(イメージ(笑))たんにぶれただけ(^_^;)流れていく。市街の中心部を離れて住居、お店がごっちゃになったエリアに入ると、もう大変(笑)。未舗装の道は渋滞してきてパーパー、プップー、ビーーーーー、クラクションを鳴らしながら少しの隙間が見つかれば、無理矢理車をつっこんでくる。道端を見れば、雑貨屋でコーラを片手にたむろしている若い奴らから、土煙のあがっている道に面して、バーベキューを(きっと夕ご飯なんだよね(^_^;))している家族。馬車(゚o゚)は走るは、トライシクルに無理矢理4人も詰め込んで走っているは、ジプニーはロックをがんがん鳴らしながら走ってるは、、、。もうすごいすごい。生活空間がそのまま路上にあふれてきているというか、住んでいる庭の中を車が走っているというひゃほぉーっ!もうこうなったらイケイケどんどんだぁ!!(笑)か、、、。とうとう車の流れも止まって渋滞!になってきたと思ったら。ドライバーは「はーはっはっはっははぁ」とか笑いながら反対車線へ!!!中央分離帯もあるのに、交差点で切れたところを狙って左側に(フィリピンは右側通行なのだ)車を突っ込んで逆走する。クラクション鳴らしっぱなしで普通に右側を走るのと同じくらいのスピードでびゅんびゅん走る。対向車はハイビームにしながらも、うまくよけていく。後ろに座っていた僕らも一度は顔を見合わせたけれど、どうしようってったってどうしようもない。一緒に高らかに笑いながら、ドライバーをあおっていた。

 そんな興奮の連続で街中の渋滞をやっと抜け、山道に入ってからは車は順調に走るようになった。朝の成田行きから座りっぱなしで乗り物疲れしていた僕たちはドライバーに起こされるまでいつの間にやら眠りに落ちていた。ついたところは、ほとんど真っ暗なところだった。崖の横に人家が建っていて、灯りが漏れてきている。山の中かと思ったけれど、気づけば波の音が聞こえてくる。暗がりの中、荷物を持って案内されたところは竹でできたコテージだった。ロウソクの灯りの代わりに電球で照らされた聖人の像、足元の床は竹を1/6くらいに割ったものを一面に張ってある。どうやら壁も素材は竹のよう。部屋は一番海側の部屋。その先に食堂がある。食堂で、これから4日間、お世話してくれることとなったダイビングのガイド兼マネージャーの川勝裕二さんとご挨拶。全般的に灯りは、30Wくらいの電球、そう、例えは悪いが田舎の便所の明るさというか暗さというか(^_^;)。波の音と潮風がなかなか気持ちいい。もう遅いということで、その日何度目かわからない食事を食べ、寝ることになった。

   ■8/27
■朝!
 真下から聞こえてくる波の音に最初のうちは眠りを妨げられていたが、いつしかそれにも慣れ、誰かが廊下を歩く足音で目が覚めた。部屋の中は暗い。夜中、トイレに行くときにつまづくといけないと思ってつけておいたス明るくなると見通しも風通しもいい、居心地のいい廊下モールランプだけで光はほとんど漏れ入ってはこない。そう、トイレは外にあるのだ(^_^;)。トイレとシャワーは陸に戻ったところに別棟で並んであって、部屋には無いのだ。(トイレはちゃんと洋式水洗だった。)それはともかく眠い目をこすりながら、部屋の戸を開けたとたん、「うわぁー」と叫びはしなかったが(笑)、それくらいの景色が目の前に広がった。前日の夜には、まったく見えなかった廊下の先は、広々と広がるタノン海峡とその先のネグロス島だった。ブルートーンで統一された海、広がる空、その間に薄く煙っているかに見えるネグロス島。地元の人たちが小さなバンカーボートで朝の漁をしていたり、振り返ると海沿いの道路を学校に向かう子供たちがはしゃぎながら歩いていたりと、とてもすがすがしい朝だった。そして、それらの景色を堪能しながらの朝食。覚悟していたのと違って口に合うもので、おいしく食べることができた。
コテージの一番海側に食堂があるのだ!
朝のカワヤンマリンからの風景!でかいのは、、ちょっと重いかもしれません。でも本当にきれいでした(^○^)
■ホワイトサンド
 ログブックのチェック後、Cカードを預け、カワヤン最初のダイビングは向かい側に見えるネグロス島のポイント、一面、サンゴの群落、着底する場所に悩むくらい\(^o^)/ホワイトサンドだった。朝食後、身支度を整えてリゾートの前に停泊している大型バンカーボートに乗り込む。お客さんは僕たち2人だけ。広いボートの上をますます広く使って(^_^;)くつろぐ。べた凪だったのでとても気持ちがいい。巨大エンジンを積んだバンカーボート、ネグロス島まで30分強だった。アンカリングしているところは大体−3mくらいのところ、船の舳先にアンカーがあり、船尾の方にドロップオフが控えているといったサンゴ一つ一つが大きいです感じだった。水面から見るとホワイトサンドという割には、海底は白くない。どうやらサンゴの群生地のようだった。セッティングをすませ、ジャイアントストライドエントリー。
2002/8/27 WhiteSand
8:47-9:44 Depth(Max.25.3 Ave.11.7) Visibility15m TANK(200-50) 気温28度 水温28度
いやぁ、きれい。透明度が抜群にいいというわけではないが、潮通しがいいのか、水色はきれい。それより、なにニチリンダテハゼ、初めて見て感激したのに、周りを見たらなんと、たっくさんいました(^_^;)より、水上で思っていた以上のサンゴの群生。いろんな種類のサンゴが所狭しと咲き誇っている。一面ミドリイシ系の枝サンゴの群生地あり、ばかでかいコブハマサンゴかシコロサンゴがそそり立っていたり。その中を魚たちが泳ぎまコロールエンシス、顔だけしか撮れなかった(-_<)わる。嬉しくなってにやにやしながら潜っていた。ドロップオフは途中の砂だまりをのぞきながらゆるやかな流れにのって流れていく。ニチリンダテハゼ(やー、お初かな)、ヒレフリサンカクハゼ(小さいぞ)にリングアイジョーフィッシュ、コロールエンシス(顔だけ(>_<))、ヒレナガの幼魚。最後はまた−3mの世界。サンゴの海です。んでサンゴ礁の海といえばデバスズメダイ、動きがかわいいです。見飽きることなんて無いけれど、泣く泣くエキジット。満足の1本でした。

海の中にコテージ3つ、ぽつんと 水面休息はネグロス島の沖合いの砂洲。ぽつんとコテージが3つ立っているだけ、他には何もなし。しかも、満潮になってしまうと砂洲は無くなってしまうのだそうだ。ここで昼ご飯を食べたりしたら最高かなぁ。ネグロス島でコテージに上がるのを双眼鏡で監視(笑)しているそうで、砂洲の上をぶらぶら歩いてコテージを見にいった。近くで見てみるに、、、泊ってもいいかなぁ、満天の星空に、360度の波の音、造りはしっかりしていそうだから流されることもないでしょう(笑)。軽く水面休息をとって、2本目に。2本目はホワイトサンドを少し北に進んだところ、ポイント名は、やっぱりホワイトサンド(笑)。
2002/8/27 WhiteSand
10:51-11:53 Depth(Max.25.1 Ave.10.7) Visibility20m TANK(200-40) 気温28度 水温テーブルサンゴも生き生きしてます29度コクテンフグはテーブルサンゴの下に隠れてました
 これだけサンゴがあるからきっとあるだろうと思って探していたけど、やっぱりありました。ミズタマサンゴ発見!バブルコーラルシュリンプを狙う。1匹だけいたぞ!んでねばる。なかなかかわいく撮れない(>_<)。ヘコアユ初めて見た!ピントが(>_<)。6匹も逆立ち。キンセンハゼ、ホルトハウシ、ネッタイスズメダイ、レモンスズメダイ?、オトメハゼ、コクテンフグとこれまた飽きない1本でした。今回から、カメラにSANYOのDSC−MZ2が加わったが、これがまたいい。動画性能バツグン!!そう思って勇んで持って入った2本目はハウジングのレンズフード(ゴム)のセット位置が悪くて使えず。セッティング時に点検すべきポイントとなろう。

オオウチワもおっきいです
 
 
 
 
 
 
ケヤリムシ、つい撮ってしまうんですよね
これまた??ウミウシ?
 
 
 
 
 
バブルコーラルシュリンプ、かわいく撮れた、、かなぁ、どうでしょう?
 
 
 
 
 
ホルトハウシ、ちいさいです

砂州はだんだん隠れてきてしまいました
 
 
 
 
 
 
ギラチナムの教会入り口
■ギラチナムの町
 リゾートに帰ってきて昼ご飯。フィリピン料理というと、妙にパサパサのバターライスをカップにつめて皿の上に載せて、今一つ違う味付けの見慣れないもの、それでいてどこかかたっくるしいものががちょっとしか出てこないというイメージがずっとあったんだけど、カワヤンマリンは違った。フルーツは毎回デザートとして出てくるし、料理も現地の人が食べているような素朴なものが出てきて(フライドチキンが出てきたと思ったら庭先で鳴いていた鶏が1匹減っていたり(^_^;))新鮮だった。バス待ちの黒澤さん カワヤンマリンリゾート前にて
 午後いっぱい、何もすることがないので、隣町に行くことにした。毎週火曜に市がたつんだそうで、それを見に行くのだ。リゾートの前でいつ来るともわからないバスかジプニーを待つ。ちゃんと屋根つきのベンチなんかあって居心地がいい。しばらく待っているうちに、案内で一緒に行ってくれた裕二さんが前の家のおばあちゃんに呼ばれたのでつられて僕らもおばあちゃんの家に。正確には玄関の前の小さな長椅子までだけど。フィリピンの貧しい人たちの家は初めて見たけど、ほぉんと何もない。きちんとした造りではあるけれど、壁は合板の板のまま、後で聞けば、電気が通っていなくてロウソクで生活してるんだそう。TVや電話はおろか、電灯すらないなんて、、、。それでも、おばあちゃんは笑顔だった。
 黒板五郎じゃないけれど、自然からちょこっと分け前をもらって生きていくことってできるんだなぁ、なんて考えたのは、やってきたジプニーに揺られているときのこと。そのジプニーは1人7ペソで隣町、ギラチナムまで運んでくれる。ジプニーに乗るのは簡単だ。来る車の前で手をあげちょっと遅くて店じまい中(^_^;)ればどこでも停まってくれる。大体が日本の軽トラックの荷台を改造して屋根をつけて人が座れるよう対面式ベンチを乗せたつくり。料金後払い、降りたいところに来たら手すりを硬貨とかでキンキンと叩いて運転手に知らせる。すぐに停まってくれるからお金を渡して降りるだけ。きれいな50ペソ札とか出すと、釣りが無いとか言われてボられることもあるらしいから小銭でね(^_^;)。フィリピンの人たちは敬虔なキリスト教徒。どこの町にも大きな教会がその日の夕ご飯、いつも3人で食べてました(奥が裕二さん)ある。(町の1番の金持ちは町長で、2番が司教だそうだ)市は教会の膝元、海に向かって広がっている道を使って開かれていた。が、僕らが行った頃には、ほとんどが店終い。まあ、いいやってことでうろうろして雑貨屋で生活必需品(なんのことはない、石鹸だ(笑)。カワヤンマリンには歯ブラシ石鹸といったものは置いてなかったのだ。薄いバスタオルはあったけど)を買い、町なかをうろうろすることにした。ギラチナムは商店もちょびちょびとそんなに大きな町ではないようだったが、大きな学校があって、黒澤さんはとても興味を示していた(彼は幼稚園の先生)。2時間もうろつくと町のほとんどを見てしまったので、ジプニーを拾って帰ることとした。
ヒレフリサンカクハゼ、ぴこぴこかわいいです
 
 
 
 
ギラチナムの商店、2軒並んでます、手前は客待ちトライシクル
 
 
 
皆、革靴履いているのは裕福な証拠なんだって、ふーん

ドロップに沿っていわしとアジがぐわわわわぁんと
 
 
 
リュウグウウミウシの一種、かなぁ
ゴールドスペックジョーフィッシュ、目線きらりっ、5匹も固まっていました ■8/28
バブルコーラルシュリンプ、抱卵してます!■アレグリア
 波の音にも慣れてぐっすり眠った、次の朝もすばらしい景色が僕たちを待っていた。朝食をとった後、セブ島沿いに30分位ボートで北上。リゾートのあるマラブヨクから2つ北にある町、アレグリアで潜ることとなった。
2002/8/28 Alegria
8:41-9:30 Depth(Max.21.1 Ave.11.6) Visibility10m TANK(200-50) 気温30度 水温29度
いわしホール(笑)、僕らのエアーでぼかんと開きました! 民家の前10〜15mのところでエントリー。90度の角度でガクンと落ちたドロップ沿いに流す。ここいらの地形、面白い。タノン海峡の海中地形図とか見たいなぁ。タノン海峡はどうやら常に南から北へ潮の流れがあるようで、今回はドロップを右手に見ながらのダイビング。ミズタマサンゴ再び(笑)、=バブルコーラルシュリンプ再び(笑)抱卵中のものあり。コバンザメ、間近で見るのは初めてだなぁ。大きさ的には60cmくらい。けっこう器用に泳いでいるじゃない。くねくねと派手に腰を振るチョウチョウヘコアユ、群れてましたぁ、ヘコアユ見るの今回が初めてでしたコショウダイを見て、そして、そしてイワシの群れ!!頭上にどわあーっと広がる雲のよう、僕らの吐き出すエアーで変幻自在に形を変える。ぼーぜんとみとれていた。モアルボアルにいるとアオギハゼ、だとばっかり思ったんだけど、なんか違うなぁ雑誌に紹介されていたのが南下してきているのだそう。イワシの群れを追って南下しようと思うと、けっこう流れがきついことに初めて気がついた。くそぉーと思いながら、追いかけるもあえなくダウン(^_^;)。イワシの群れは去っていってしまった。
 水面休息はエキジットしたところのすぐ近く。ブイに船を係留してぽわーんと。ロープを見ているとけっこうピンとはっている。海峡の端でこんな流れだから、きっと真中の方はいい流れなんだろう、だからイルカもよく見られるのかななんてのんびりしていた。そんなんで2本目も潜り、リゾートに帰ってきた。

トウアカクマノミもいいけど、もっとすごいのはエビの数!! オイランヨウジの幼魚、尻ビレがきれいです■ハウスリーフの贅沢
 リゾートの前もなんとなく面白そうということで、前の日から潜りたいなぁって思っていた。昼ご飯を食べて、まだまだ時間が余るので、というかむずむずが収まらず(笑)、ビーチエントリー。午後遅くなればなるほど、風向きが北になって波が高くなる。そのため、食後、すぐにエントリー。でも既にちょっとシャバシャバ(^_^;)。
2002/8/28 KAWAYAN HouseLeaf
14:04-15:14 Depth(Max.14.4 Ave.7.3) Visibility8m TANK(190-40) 気温27度 水温29度
 エントリーしてリゾートの防波堤を抜けるまではちょっと揺れたが、2mも潜ると底ゆれも感じないくらい。砂地がゆるやかに深度を増していく地形だったけれど砂の巻き上げもなかった。左手に進路をオバケインコハゼ、でっかいです、ハゼじゃないです、あの大きさ(笑)取り、まずはオイランヨウジの幼魚。それからは、怒涛の攻勢(笑)。上を見上げればサヨリの群れ、下を見下ろせばヒレフリサンカクハゼの5mmくらいを見て、どでかいオバケインコハゼ、枝サンゴの群生に行けばツバメウオの幼魚、卵を守るハナビラクマノミ、2つのイソギンチャクにトウアカクマノミたっくさん、ついでにアカホシカクレエビとかのエビ類もたっくさん!!!カクレクマノミのちび2匹、ニシキテグリあおあおと、マンジュウイシモチの幼魚きらびやかに、最後の最後にとっておいたリゾートに戻ってからのオイランハゼはにごにごしててUFO(未確認浮遊物体)状態でした(^_^;)。
ニシキテグリ、初めてみました、青々としてきれいですね。テグリ系も覚えなきゃ(^_^;)
 
マンジュウイシモチの幼魚、目があっかいですねぇ

■竹の生活
 泊っているリゾートはマラブヨク(Malabuyoc)ってところにあるのにカワヤンマリンリゾートとい海から見たカワヤンマリンリゾートう名前がついている。カワヤンって何?って聞いてみたらビサヤ語で竹のことをさすのだという。道理で竹がいろんなところに使われているわけだ。海に突き出してい部屋の北側の窓から、部屋の中、竹、竹、竹でしょるコテージの部分は土足ではないので、素足にあたる床のつるつるさも気持ちいいし、8月の終わりだというのにさほど暑くもなく、部屋にこもっても微妙(^_^;)に風通しがよい。Tシャツ、短パンというダイビング時御用達の格好でうろうろするには最適。夜も部屋の外の竹のベンチで寝ていても、海風のおかげで虫も寄って来ず気持ちよく過ごせた。ただ、その分、いわゆるドライエリアが全くなく、カメラやパソコンにはあまりよろしくない(笑)環境。ちなみにコンセントの形状は日本と一緒だけど、電圧は200V。たまに停電するらしいが、滞在中は停電していることはなかった。でも、夜中は計画断水するらしく、どの水場にもでっかい水溜の桶が置いてあった。まあ、深夜にわいわい起きていることはないからなぁ、ここの生活じゃ(^_^;)。
卵を守るハナビラクマノミ
部屋の北側のベランダ
ハナビラクマノミの卵(もうすぐハッチアウト!?)
 
テーブルも竹製

ニチリンダテハゼ、共生エビも元気です
カワヤンマリンでの夕暮れ、朝とまた違うブルーです
■8/29
カクレクマノミ、向かってきてます、ヒレ先がきれいですね■曇り
 8月29日はモアルボアル(Moalboal)に行く予定。が、朝方から天気が悪い。ネグロス島の方からの南西の風が強く、雨模様なのだ。少し経てば止むんじゃないかと待つこと1時間弱、確かに風はヒトスジギンポ、だろうか?弱まり、雨も小止みになったが、ホワイトサンドにポイントは変更となった。前回のポイントとは違う場所で、サンゴの棚から落ちるドロップは泥、1本目はまだしも、2本目は泥も泥、手をつくとずぶずぶと埋もれてしまうくらいのシルト。たまったもんじゃなかった。早々に2本終わらせて、リゾートに帰ってからは、中弛みで疲れが出たのか、僕は延々とお昼寝、黒澤さんはマラブヨクの町まで出て地元の小学校を訪問してきていたらしい。楽しげな顔で帰ってきていた。
犬の名前も忘れちゃったい(笑)

えーと、名前(^_^;)忘れちゃった 一緒に駈けずり回りました、疲れた(笑) ■夜の子供たちミスジリュウキュウスズメダイ、きれいに撮れました(^_^)v
 カワヤンマリンリゾートの運営は現地の家族がまかなっている。一族らしいのだが、3?4?家族くらいで、全部合わせると高校生くらいから小さい子供までたくさんいるのだ。夜中になると、彼らは食堂の方にやってきて、遊びまわっている。黒澤さんは何度も来ているので旧知の仲(^_^;)だし、僕にも2日目くらいから慣れてきたようで、じゃれてくる。黒澤さんは折り紙なんかをおみやげに持ってきて遊んでいるし、タガログ語は全然わからないけど、そこはそれ何とかなるもんで毎晩遊んだりして結構楽しかった。

ウミシダ、元気にはりついてました
 
 
 
 
 
 
キンギョハナダイの群舞
■8/30見えた!ペスカドール島だぁ!!
■ペスカドール
 ダイビング最終日、ものの見事に快晴。やはり、ネグロス島に向かって風が吹くといい天気のようだ。ちょうど瀬戸内海の気候のようと考えればいいのかもしれない。事実、セブ島の中心の尾根には雲がかかり、島の反対側の天気は曇りか雨のようだし、ネグロス島のこちら側にも軽く雲がかかっている。この風向コバンザメ2匹とダンスしてるみたいでした、ってカメには大迷惑なんだろうけど(^_^;)きが変わらない限り、セブ島のタノン海峡側はいい天気。僕らを乗せたバンカーボート、CoolBanana号は1時間半くらい軽快に北上を続ける。すると、見えてきた、ミートパイのような形の島が、ペスカドール島だ。近寄るにしたがって、島の周りはどこも切り立った崖になっていて、海の中もそのまま、ドロップオフになっていそうな感じ。その後のブリーフィングによると、やっぱり50mくらいはずどんと落ちているのだそう見上げれば小魚の群れの予感(^○^)だ。島の周囲には何箇所かブイがうってあって、それをアンカーロープとして潜降することとなった。
2002/8/30 Pescador Is.
9:40-10:28 Depth(Max.29.5 Ave.14.9) Visibility15m TANK(190-40) 気温30度 水温28度
 思ったよりは流れがきついのだ。−20mくらいを流れにのって島の反対側まで時計回りで進む。yellow棚の上に上がるとやっぱり小魚たち\(^o^)/−dash fusilierやユメイロ、ギンユゴイが群れなして泳いでいる。壁にはウチワやソフトコーラル、テーブルサンゴがついて、それにウミシダやナマコ類がめちゃくちゃたくさんついている。ウミガメに張り付こうとしているかなり大きなコバンザメ2匹、ケーブもくぐって、ちょっと楽しい。エキジット間際に棚に上がると、キンギョハナダイ、パープルビューティ、スズメダイ、デバスズメダイのオンパレードでした。
 水面休息はパナグサマビーチの岸辺にあるブイにアンカリングして。ここの地形もアレグリアのように岸パープルビューティ、黄色のアクセントがいいですから15mくらい先はどーんと落ち込んでいる。流れもあって、休息中にぷかぷか浮いているわけにもいかず(^_^;)、ボートの上でしばし一休み。その間、スタッフは空のタンクを下ろして現地のサービスにチャージを頼んでいた。自前のチャージ施設が無いのでここまで持ってきてチャージしてもらうのだそうだ。うーん、少人数だからできること(^_^;)、大変だあねぇ。
 2本目はペスカドールを今度は反時計回りに進む、予定だったが、流れがきつく思ったブイにアンカリングできない。一つ手前のブイから少し潮登りをしてから流れることになった。
2002/8/30 Pescador Is.ミートパイ(笑)、ペスカドール島
11:46-12:38 Depth(Max.27.9 Ave.12.4) Visibility15m TANK(190-60) 気温30度 水温28度パープルビューティの乱舞(^○^)
 流れがあたるので、大物も期待はしたのだが(^_^;)、まあ、それはそれ。コバンザメの小さいのがガイドの裕二さんにつこうと悪戦苦闘しているのを見たくらい。早々に棚の上にあがってハナゴイ?、いや、パープルビューティの乱舞を楽しんでいた。ところで、今回まで、ハナゴイとパープルビューティって同じ種だとばかり思っていたけど、違う種だということを知った。パープルビューティは顎のあたりが黄色いのだ。なんかハナゴイにしては、黄色が入っているなぁ、フィリピンの特別種なんだろうかと思っていたら何と違う種だったのね(^_^;)。結局、エキジットまでキンギョハナダイ、パープルビューティ、スズメダイ、デバスズメダイの真中を泳いで、最後はお見送りまでしてもらってのエキジットでした。
ちょっとケーブダイビング気分(^_^;)
 
 
 
 
アーチもあります、盛り沢山

■モアルボアルの町、海辺、市場(パブリックマーケット)
パナグサマビーチでレストランに寄ってビールを頼んだ。窓の外はまばゆいばかり エキジット後はパナグサマビーチにまた立ち寄った。チャージ済のタンクを受け取りに上陸するスタッフに便乗して、僕たちも上陸。ビーチにはごちゃごちゃとダイビングショップ、土産物屋、レストランバー、ペンションが立ち並び、施設だけはなかなかだけどさびれた田舎町って雰囲気を漂わせていた。5分も歩けば終わってしまうような大きさのところをうろうろ(^_^;)した後、ビールが飲みたくなった僕たちは裕二さんに断りをいれて陸路で帰ることにした。こぎれいな店でビールモアルボアルからの帰りのバスの中で。島内の遠距離移動には頼りになりますを飲んでくつろいだ僕たちは、モアルボアルに向けて、トライシクルで12ペソ(1人6ペソ(^_^;))。一部コンクリート舗装、一部ダートをかっとぶ。モアルボアルのパブリックマーケットはギラチナムより大きくて活気があった。中を2人で、これまたうろうろ(笑)。生活雑貨から生鮮食料品、ちょっとした食べ物屋まで、ちょうど僕らがガキの頃のがやがやとした市場の雰囲気。こういう雰囲気は僕は大好き(^○^)。うろうろしていたら、急に土砂降りの雨になってしまって、たまらず近くの店に駆け込んで雨宿り(^_^;)。雨宿りにはビールがつきものってことで店頭でビール飲んで、店先で売っていたバナナの揚げ物をつまむ。これがまたうまかったりして、いつ来るかわからない路線バスを待つのも苦にならなかった。
目をこらしてパナグサマビーチのレストランの窓から外を見ると・・・ 雨宿りした店でバナナ叩き売り(笑)してた女の子

1本しかない街道をふさいでもお構いなし。年に一度のパレードだもん!! ■8/31
■町のフェスタ、パレード
 旅の最終日、起きだした僕たちは暗い中、朝ご飯を食べていた。10時半にセブ国際空港についていなければならないので、5時起きになっていたのだ。前の晩は、ココナツから作ったという現地のドブロク(これがまた、なんともいえない臭い(-_-;)で)を飲んでけっこう遅くまで盛り上がってしまったんだけど、さすがに頭が痛いなんてことはなかった。帰りの道中はまた、行きと同じ車だったけど、今度は明るい中を走るので、周りの景色も見え、なかなか楽しかった。町々で年に一度のフェスタをやっているようで、たびたびパレードで交通の遮断がされていた。町中もいろいろ飾ってあったりして、どうせなら車を降りて楽しみたいと思いながら、僕らは時間に追われて走り去っていった。
バトン部なんて、のもあるんでしょうか?

日本に帰るんだよ、この雲の下はどこかなぁ、それにしてもいい1日だったね。  今回、僕の中でセブのイメージはすごく変わった。
 これでテロさえなければ、もう少し足繁く行ってみてもいいかなと思うくらいになった。
 今度は、もう少し大人数でどぉーんと行って、海だけでなく陸ももっと楽しむぞぉ!!

    って誰か一緒に行く?(笑)



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