『竜宮城』または『幕間劇』

タイにヒラメに乙姫とくれば…


 「おはようございま〜す。」携帯から中尾さんの声が響く。元気そうだ。仕事忙しいといっていたけど、やっぱり潜りに行くときは元気が一番(^○^)。特に、初めてのところに初めての装備で行くのは嬉しいよね。

 中尾さん加藤さんにわざわざ秋元家まで来てもらって、そこから西伊豆、安良里へ。2度目だけど、毎回このパターンになっちゃうのかな、申し訳ないm(__)m。今回は、初ドライスーツ、初デジカメハウジング、初HIDライト(く、苦しい(^_^;))のお初3人組で安良里に潜ることになったのだ。最初は会社つながりだったけど、僕が辞めた後も、一緒に潜ってくれるいい仲間たちだ。



初マイドライでの潜降中\(^o^)/  5:30過ぎに高円寺から車飛ばして東名高速へ、途中のマクドナルドで朝食を確保(^_^;)、順調に西進。真っ白に雪化粧した富士山が朝日に照らされてほのかにピンクに染まっているのを横目に見ながら7:00には沼津に。とんとんと進んでTATSUMIについたのは8:20頃、やっぱり高速を使うと早いねぇ(笑)。

 郵便局前に車を止めて中にご挨拶、TATSUMIはもう賑わっていた。先週もそうだったのかなぁ(^_^;)、実は前の週に泊まりで予約を入れておいたのに、不注意で足をくじいてキャンセルさせていただいたのだった。スタッフの皆様をはじめ、TATSUMIにまつわる皆々様、その節はまことに申し訳ありませんでしたm(__)m。おかげさまで無事完治いたしました。閑話休題。びっくりしたのはウェットスーツで潜っている人がいたこと。すんごい!僕も頑張ろうかな。できないことはない。もともと、水の中には濡れて入るものだっていう考え方の人だしね。ドライスーツは本来の僕の海への入り方じゃない。でも、苦痛を求めに海の中に入るわけでもない。今まで経験したことのない冬の海、TATSUMIでログをつけながら、酒を飲みながら、みんなが語る海の表情を見てみたかったのがドライスーツに走った(^_^;)わけ。でも、そのおかげでまたまた、一緒に潜る、すてきな経験を、価値観を分かち合う人が増えた。これはやっぱり嬉しいことかな、正直言って。閑話休題(今回多いね(^_^;))。

こちらは初デジカメハウジング\(^o^)/
寒さにやられちゃったかな、ウミテングくん 今回は2ビーチの予定。でもあんまり天気が良くって、風が無くって、凪がいいので無理をお願いして、1ビーチ1ボートに変更してもらいました。(毎度毎度わがまま言いましてすみません。)ガイドはたけさん。同行した2人のうち、中尾さんは安良里に潜るのも、自分のドライスーツで潜るのも初めて。でも、たけさんの楽しい、けどしっかりしたブリーフィングで不安げな様子もなくセッティング、ビーチからエントリーしていく。
ホタテウミヘビ、鼻先についているのは何?
2002/1/19 黄金崎公園ビーチ
10:03-11:00 Depth(Max.15.8 Ave.12.0) Visibility15m TANK(190-40) 気温12度 水温17度(僕のダイコンって水温計1度くらい高くでるみたいで(^_^;)。心情的にはなんとなく安心するのでいいんですけど(^_^;)(^_^;))
サラサウミウシ、普通にいるけど、しっかり撮ったことないような気が 潜降はブイ潜降。やっぱり自分のドライはいいのかな、中尾さんも無理なさそうに潜降していく。黄金崎公園ビーチはすかーんと抜けていて気持ちがいい。ブイ下でOKサインを確認してから、ゴロタを抜けて砂地に。まず、出会ったのはウミテング。全然動かない。死んでいるのかと思ったら、目をきょろきょろと。やっぱり寒いのかなぁ、でも、この日の水温は15〜16度とそこそこ暖かった(^_^;)から、それまでの低い水温がこたえたのかなぁ。寒いといえば、イソギンポは暖を求めて加藤オキゴンベのミニサイズ、かっわいいの(^-^)さんの内懐に飛び込んでくるし。モンガラドオシはお初。ちょっと大きめ、砂地の上に出ていて、そーっと近寄ったけど、ばれちゃいましたね。ひゅーっと逃げられてしまいました。アカエイのちいちゃいものいたんだけど、これも背中に目がついているんかいって感じで、スピードを上げて追えば向こうもスピードがあがるし。遠目でもパタパタやっているのがかわいいなぁ、でもみんなとあまり離れるのもいけないし、でバイバイ。ホタテウミヘビは砂の中から顔をだしてます。みんなで見てたら恥ずかしいのか、するすると穴の中に。マトウダイがゆっくりと泳いでいるので、ぐるーんと回り込んでみる。しっかりマトがミズヒキガニ、白ガヤ使って泳いでます(笑)でていて、いいですね。ミズヒキガニは白ガヤを持ってうろうろ、一生懸命威嚇しているんだけど、頑張りすぎてふわふわと浮かんで泳いじゃってます(笑)。タツノイトコにホソウミヤッコと細細ペアにオキゴンベの幼魚(僕、この1本ではこれが一番かわいいと思いました。)を見て、ケーソンにはサラサウミウシ、ムカデミノウミウシにアカボシウミウシ(加藤さん発見、さすが(^O^)/)とウミウシ3連発。ゴロタ沿いを戻ってくると、おー、ネジリンボウが出ていた。久しぶりのご対面(^_^;)。そうこうしていると、いつの間にやら50分超。楽しいビーチでした。
寒かったのかな(笑)、加藤さんの胸の中のイソギンポ
 
 
 
 
ムカデミノウミウシ、青々としてます
マトをしっかりだしてますねぇ、近寄ってもあまり逃げなかったね、マトウダイくん
 
 
 
アカボシウミウシ、白あんの餅細工みたいでちょっとおいしそう(^_^;)
久しぶりのネジリンボウくん。寒いけど頑張ってね あがってくると、気になるのが中尾さん。前回レンタルドライのときはけっこう水没してたけど、どうかな?あ、でも全然水没なし\(^o^)/、快調のよう。エキジット間際がちょっと大変だったけど、ビーチで自由浮上だから、仕方がないうににかに(ラッパウニにゼブラガニ(-_-;))面があるよね。ともかく、おめでとう!ある意味、ウェットでCカードをとったときと同じくらいの大きな一歩だよね(^○^)。

 次の1本はわがままのボート(本当、ありがとうございましたm(__)m)。ということで一度、お店に戻ってランチをとってから潜ることになった。ランチは定番海鮮丼!でもいつものお吸い物のかわりに韓国風のスープ(これまた具たくさん(^○^))。んまかったです\(^O^)/。あったかいTATSUMIでふにゃあっとくつろいでいるとすぐに時間が過ぎていく。特に、この日はMFA講習をやっていたせいで1階の円卓を、僕ら3人で独占(^_^;)していたもんであっという間に時間が過ぎていってしまった。

オオモンイザリウオのオー次郎、長期滞在です ニシキウミウシ、きれいですね ハシナガウバウオ、HIDライトのみで 2本目は沖の根。あ、僕にもお初があった、今年沖の根に潜るのがお初だったんだ(^O^)/。

2002/1/19 沖の根
13:35-14:21 Depth(Max.25.0 Ave.17.7) Visibility15m+ TANK(200-30) 気温12度 水温17度
 船着場に行ってみると、あら、僕らの器材だけがぽつんと(^_^;)。2ボートのお客さんはランチ前に2本こなしちゃったみたいで。大きいヒラメでした、うん漁協さんもお客さんいないようで、本当に僕らだけ(^_^;)。セッティングに広々と使っちゃいました。もう中尾さんもドライスーツを当たり前のように着ているし、1本目にデジカメ電池切れしちゃった加藤さんもお昼の間に電池入れ替えてバッチリだし。器材背負って、千代丸さんに乗り込んで、さあ出港!弁天様にいつものように安全で楽しいダイビングをお祈りして沖の根に。南のブイからエントリー。アンカーロープを使っての潜降開始。加藤さんは手慣れたように自由潜降。僕は毎度のヘッドファースト。ブイ下について上を見上げるとアンカーロープを伝って降りてくる中尾さんと見守ってくれているたけさん。安心だね。ブリーフィングでも「耳抜きできるまでケアしますからゆっくりと降りて大丈夫ですよ。」って言ってくれていたし。ブイ下にみんな集まったところクレープウミウシ、きれいなライムグリーンでしたで、OKサインを確認してGo!ハシナガウバウオにイソギンチャクモエビ、アカホシカクレエビにニシキウミウシ、ラッパウニの中のちっちゃいゼブラガニと沖の根の南側の深場を進んでいく。西の根を左に見ながら大ヒラメ、うまそー。そして沖の根の西側でクレープウミウシ!リクエストばっちり(^○^)。オオモンイザリウオのオー次郎に挨拶をしたところでUターン。少し深度をあげて戻ってくると○珍のノミノクチ!(あーバックショット(^_^;))そしてピカチューがあれよあれよのぽんぽんぽんと3個体。その上ではいいサイズのマダイがクリーニング。ひっこんでいってしまうアカシマシラヒゲエビの頭を眺めて、アジ根に。途中、後ろを振り返ると沖の根がどーんとそそり立つのがほのかに見える。今年もよろしくなんて思いながらのエキジット。船の上に上がったら、ポリタンクにお湯が(^o^)/。あったかいね。

バックショットしか撮れなかったけど、ノミノクチ  港に帰ってきて、器材を洗って、お風呂に入って。3人でのほほんとしているも、あまりに人がいなかったので、2人をせかして、そそくさとTATSUMIに戻る(ごめんね、加藤さん中尾さん(^_^;))。戻り際、港を見ていると海鳥が潜水して魚を捕っているところを目撃。ああいうのをワイドマクロで正面から撮ったら気持ちいいだろうなぁ。
 ログ付けはMFA講習以外のお客さんがもういないのをいいことに(^_^;)デジカメの画像と図鑑を円卓一杯に広げて。加藤さんのデジカメもきれいに撮れていたし、オキゴンベはカメラの練習にはいい被写体だとか、クレープウミウシはいったい何者かとか、ドライのインナーは何がいいのかとか、ドライでの潜降の仕方はとかいろんな話をたけさんからしてもらって、みんなで盛り上がる。ログ付けを終わるとほぼ同じ頃、2階でやっていたMFA講習も終わり一気に円卓はにぎやかに。占有していた円卓、港で干していた器材を片付け、帰りじたく。(また、一番最後になっちゃったよ(^_^;))黄金崎に行って夕陽を見て帰ろうとひそかに思っていたのに、もう空は暗くなっていた。あーあ、今度にしよう(^_^;)。TATSUMIのみんなにおいとまのご挨拶。
ピカチューです、帰り際にTVもやってたね(笑)


 途中、沼津の丸天に寄ってご飯を食べる。でっかいかきあげに僕も加藤さんも辟易(^_^;)。すごかったね。こうやって帰り道でご飯を食べるのも単独行ではできない楽しみ。そんな帰りの車の中で話していたんだけど、沖の根ってタイにヒラメにオトヒメエビまでいて、まるで竜宮城だねって(^○^)。いいなぁ、その感覚。僕には全然思い浮かばなかったよ(^_^;)。

 近いうち、また行きましょう、海へ、安良里へ、竜宮城へ。

なんとなくきれいだったもんで(^_^;)


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