西へ!

渡難の海と花酒の荒波に悠久の想いは沈む



 与那国というと、がんがん流れてハンマーがどひゃーっと出てくる絶海の孤島というイメージだった。小笠原のように船でしかいけなくて、その海がいつも潮流が激しくて渡るのにそれなりの覚悟がいる島だとばかり思っていた。実際に与那国に行くことになって初めてものの本を見たりして、新聞とかで見る海中遺跡がここにあることとか、飛行機の路線があって石垣島から揺られていかなくてもいいことを知ったりしたのだった(^_^;)。(でも花酒は知っていたところが飲んべの証というかなんというか(笑))

さあ、いざ与那国へ!!  「与那国行きキャンセル待ちの1番から10番までの方、チェックインカウンターまでいらしてください」石垣空港で機内預けの荷物が出てくるのを待つ耳に空港アナウンスが飛び込んで来た。おいおい、飛行機の都合でちょっと遅れたかもしれないけどようやく着いたんだぜ、荷物さえでてくればすぐにも隣に行けるんだ、NOSHOW扱いは無しだせ。もともと羽田〜石垣便が石垣に到着するのが10:25、石垣〜与那国便が出発するのが10:55。しかも、「チェックインは石垣でしてください」との話。クーポンには9:55までに集合と書いてある(^_^;)。ようやく出てきた荷物を担いでそそくさと隣のチェックインカウンターへ。与那国行きのカウンターは既にお客は並んでいない。団体カウンターっはっと。いたいた。こちらも焦り気味の旅行会社の人が誰かを探すようにきょろきょろしている(笑)。担いでいた荷物をカウンターの前に降ろしてクーポンを差し出す。与那国行きのチケットが魔法のように目の前に現れた。チケットと引き換えにさっきピックアップしたばかりの荷物を預け搭乗者待合与那国空港で駐機しているスカイシーサーくん(笑)室へ。既に搭乗は始まっていて、椅子に腰掛けるどころか回りを見渡す余裕も無く、また、滑走路へ。待ち構えているSKY SEASER、B737−200のかわいいこと(笑)。そして機は与那国に向けて飛び立った。飛行時間は20分。眼下は石垣島を飛び立つと雲ばかりとなった。寝ようかと思う間もなく機は最終着陸体勢に。石垣での慌ただしさが落着かないうちにSKY SEASERは与那国の地に舞い下りた。  来たぜ与那国空港

タラップ内蔵ということはどこでもいけるちゅーことやね B737内蔵のタラップで降り立った与那国の第一印象は黒い島だった。黒い土が多かったわけでない。緑の樹が無いわけでない。なぜかそういう印象をうけたのだ。でもそれ以外は道はきれいに舗装されているし、宿もコンクリじたてで、なかなかきれい。(どんなところを想像していたんだか(-_-;))
 まず、クラブハウスでダイビングのブリーフィング、最初は「ダンヌ餌付け」。ガイドはお出迎えしてくれた山中さん。ホームページで飛んでいる人ね(笑)。あ、今回お世話になるサービスはFromWest,。与那国に行くけど一緒にどうですか?と誘ってくれた友人のDolo−seaさんが選んだサービス。山中さんの他には田島オーナー以下3人でダイビングの面倒を見てくれる。宿やスナックも併設していて、ここ一個所で全てが賄える。

 ウェットスーツを着込み、器材を積み込んだメッシュを乗せた車に乗り込み港へ。港でタンクセッティングをしてFromWest,ご自慢のオーシャニックI世に積み込む。タンクは10Lアルミでした。そして出航!
2001/2/11 ダンヌ餌付け 12:51-13:34  Depth.(Max. 26.9m Ave. 15.2m) TANK 200-65 気温23度 水温23度
 「ダンヌ餌付け」は一言でいえば、流れなしポイント。大物というより小物ゆっくりポイントだった。まあ、チェックダイブですよね。見た魚といえば、ハナヤサイサンゴの中のダンゴオコゼ、クレナイニセスズメ(眼がコバルトブルーなのだ)、ハタタテハゼ大小取り混ぜて、クビアカハゼにハタタテシノビハゼは見落とした!アカハチハゼにハナゴイ、クラカケエビス(アカマツカサっぽくて、尻ビレにかけて白い奴)、カスミチョウチョウウオは寄り添ってくるし、、、(>_<)(ま、昔餌付けしてたらしい(だってポイント名が(笑))ので仕方がないか)。明るい明るい「伊豆」ダイビングの1本でした。ここでのボーハタタテハゼカルテットトダイビングは全てドリフト。ドリフトダイビングは久しぶりだが、好きなスタイルだ。僕らの吐き出した気泡をトレースしていく船長の腕が肝要だけど、それさえ信用できればこんな簡単なダイビングはない。(だからなかなかナチュラルナビゲーションの腕が上がらない、というのは言い訳ね(^_^;))

 エキジットもスムーズ。船尾にある3つのラダーからあがれるのでうねりや流れがあっても大丈夫とのこと。また、ここのスタイルは1本潜ったら港、そして宿まで戻ってくるスタイルだったので、毎回温水シャワーを浴びて着替えてくつろいでいられた。
 というところで沖縄そばを使った焼きそばのお昼ご飯をかっこんでいざ2本目に。到着した日に2本潜れるのはとてもいいです。


 
 
 
 
 
 

クラカケエビス、お尻に注意がいっているのがばればれぇ(笑)

サザナミヤッコ、急いでま〜す
 そして2本目は、「西崎(ハンマーウェイ)」
2001/2/11 西崎(ハンマーウェイ) 16:18-16:55  Depth.(Max.24.6m Ave.17.4m) TANK 200-70 気温23度 水温23度
 西崎と書いて「イリザキ」と読む。ふーん、「西」が「イリ」で「東」が「アガリ」なのね。ある意味、シンプルでわかりやすい。んで、西崎(パソコン打っているときは「ニシザキ」なんだけど(^_^;))はハンマーウェイ。西崎は南からハンマーウェイ、南の根、ハンマーヘッドロックと3つポイントがある。そのときの流れによって決めるのかなぁ。ともかく、流れが強いポイントで根にがっしりとつかまって大物の群れを待つというのがダイビングスタイル、流れがきついときは平気で1.5マイルくらいは流すそう。そんな海況のため、ボートの上でセッティングしたら、BCのエアを抜いた状態で皆で船べりに腰掛けて「1、2の、3」で一斉にバックロール(船尾からはジャイアントストライド)エントリー、そのままヘッドファーストで水中−10mまでまっしぐらというのが与那国風。ツアーの案内にも沈みにくいドライよりもウェットを薦めます、みたいなことが書いてあるくらい。エントリーしていきなりのアオウミガメくん
 ハンマー狙いでみんなの期待も船の上から膨らんでいく。エントリーしてすぐにアオウミガメが1匹、ゆうゆうと泳いでいく。大物期待感!!だが、行けども行けども、流れ、全くなし。がっしりつかまるはずの根でゆっくりとウミウシ見て、ウミウシ見て(笑)。次の根でもやはり出た大物といえばアオウミガメ2匹。安全停止でイソマグロに、ロウニンアジに、ツムブリにぐるくん(クマザサハナムロ、タカサゴ、ウメイロモドキ)うーん、結局のところ大物はアオウミガメが3匹か、うーん、サザナミヤッコは見たな(これは結構大きいサイズだったのだよ)、、、。

 その晩、20時からのログ付けは前日の話で大盛り上がり。なんと前日、2月10日は石垣発の飛行機が与那国に着陸できなかったんだって。与那国の空港はもともとレシプロ機を想定して作った空港で、路線がジェット化世の中狭いもんですねぇ(^_^;)されてもなんら拡張されていないので滑走路の長さが風が強いときでは足りないらしい。前日は島の上空を何度も旋回して結局、石垣に戻ることになって石垣に足止めを食らって大変だったとのこと。連休初日からの出発にそういう不運が待っていたとは。皆には申し訳ないが1日ずらすことになったのに内心感謝した。そんな話で盛り上がっているうちになんとTATSUMIで接近遭遇している人がいたり、沖縄リゾートに行ったことのある人たちがいたりして世の中の狭さをひしひしと感じてしまった。そうそう、世の中の狭さといえば、日本最西端の碑を見にいったとき、なんと同じ職場の人にばったり出会ってしまったのであった。いやぁ、旅先でも悪いことはできないよねぇ、本当(笑)。ダイバーなんてどっかで会っていたりするんだもんなぁ。

はぁるばる来たぜ、はぁこだてぇ、ぢゃない、よぉなぐにぃ♪




これが日本最西端の商店だ!


うまそうにやってますね。田島さん!  さて、明けた2月の12日は、やはり昨日はずしたハンマー狙い。FromWest,では1日2ダイブか3ダイブを選べるようになっていて、目的も「大物」と「その他」から選べるようになっている。もちろん、皆が選んだのは大物3ダイブ(爆)!!あったりまえかぁ(笑)。

皆の熱い期待を一心に背負ってガイドをするのはオーナーの田島さん。狙うポイントは、「南の根〜ハンマーヘッドロック」流し。

2001/2/12 西崎(南の根〜ハンマーヘッドロック) 08:51-09:28  Depth.(Max.26.3m Ave.17.6m) TANK 200-65 気温26度 水温24度
 西崎の真ん中から北狙いで流す。前日のように一斉にエントリー。ふと見るとふわふわと落ちていくマスクを追って誰かがヘッドファーストしている。お、追いついた。マスクをガイドアシストに渡したのを見ていたとき、何かが視界の中で動いた。白いものだ。もしかしてっ。周りを見回すとすでにあらかたのメンバーは僕が向いているのと反対側にある南の根に向かって泳いでいた。僕ともう一人、さっきマスクを拾ってあげていた彼がその白いシルエットを見ている!ハンマーだっ!!近くに1匹、もう少し離れてもう1匹。僕の位置からはぼんやりとしか見えないが、彼の位置はもう少しハンマーに近い。彼ならしっかり見えているだろう。うーん、うらやましい(笑)。すかさずカメラを向けたが、僕のはぼんやりとも写っていなかった。後は泳いで泳いで、一応ロックにもつかまってみて、そそり立つ巨岩をゆっくりと堪能してエキジットとなった。浮上した海面でハンマーを見た彼は誇らしげにハンマーを見たことを話していた。

 宿に帰って撮った画像を見せてもらうとしっかり白い姿が映し出されていた。うらやましい。といいながら、本当のところはそのとき僕は彼に対して羨望の想いはあまりなかった。言葉にするとハンマーに逢えて良かったねという感じかな。正直言ってそんなもんでしょ、見れるときには見れるし、見れないときには見れない。こういう時の僕はあまり物事に固執しない。素直に人の幸運を喜んじゃう方。良いも悪いも天の思し召し。彼にはそれなりの巡り合わせがあったんだし、僕には無かっただけ。魚の写真を狙うときに殺気を発していると、敏感に感じられて逃げられてしまうのと同じで、きっとハンマーも「絶対見てやるぅっ!」を感じて近くに来なかっただけでしょう。そんなことを思っていた。
 んでも、やっぱりうらやましいかな(笑)、ホームページを飾る写真を見てると(^_^;)。

旋回組のハンマー組(笑)、ホームページ見に行こう!
 
 
 
 
 
 

旋回組のみなさんには仲良くさせていただきましたm(__)m


 昼食後、沸き立つハンマー熱にだんだん煽られて(笑)次も西崎に向かうことになった。(ダンヌドロップFromWest,トップ会談(笑)の予定でブリーフィングまでやりながら(^_^;))FromWest,では港まで近いこともあってウェットスーツを宿で着込んでから港に向かうのだが、その最中、前日那覇で友人の結婚を祝っていたDolo−seaさんが到着。早速「ハンマー2匹見たよ」なんて景気のいい話で盛り上がった。
 1本目でハンマーを見た彼は「今日は絶対見れる。また見れる。風がそう教えてくれた。」と断言していた。そういう人がいるとなんとなく心強い。僕は信念の人ではないので特にそう思う。

2001/2/12 西崎(南の根〜ハンマーヘッドロック) 11:43-12:19 曇 Depth.(Max.26.1m Ave.17.3m) TANK 200-60 気温26度 水温23度
 南の根に向かってエントリー。きょろきょろと見回してみるが、さすがに2匹目のドジョウはいない。そんなことをしている間に皆はとっとと南の根に向かって泳いでいた。僕はいつの間にやらグループの後ろの方に。相変わらず流れの無い中をあおり足でみんなを追いかけ始めた。と、そのとき、海の深くから、そいつはやってきた。ぞわぞわっと背筋を悪寒が突き抜ける。よたよた泳ぐ僕に向かってそいつはやってきた。悪寒が迫ってきた方を振り返ると、でかい!!まっしぐらに向かってくる!!!「ハンマーだぁ」叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。先に行ったみんなは誰も気づかない。おいおい。ぐわーっとやってきた奴は、近くまで寄ってくると、ストロボの光に驚いたか、瞬く間に海の深みに帰っていった。それにしてもでかかった。それでも誰も見ていないとオオカミ少年にだなぁ(笑)、他に誰か見ていないかなと思ってぐるぐる周りを見回すと僕より後ろ、上の方にそんな一部始終をしっかりシーフラットの人が\(^o^)/。目線があったのでぐっとこぶしを突き上げると軽く応えてくれたのでちょっと安心したのであった。
 その後はやはり、「流れ無きところに大物いず」。それでもちょっとの恐怖と気持ちの高ぶりに何を見たか見なかったか全てすっ飛んだ1本だった。そして、ついつい浮上してつい叫ぶ(笑)。見た見た!怖かったけど、見た!1匹だけだけど、深場の方からぐわーっとあがってきて・・・誰が聞くともなく船にあがるまで話してしまった(^_^;)。


 次の1本は選択の1本となった。今まで吹いていた南風が午後には弱くなるので潜れなかった遺跡に潜れるとなったのだ。(遺跡ポイントは島の南側かつ浅いポイントなので南風が吹くとうねりが強くなり潜れないらしい。)この1本が最後のダイビングとなる旋回組の人たちはそれぞれ確実な遺跡を狙う人、最後のハンマーにかける人の二手に分かれることとなった。僕はというと、まだもう1日あるということで西崎へ。だんだんついてきたと見るか、ここまでか、僕の大物運は実はけっこう低い(>_<)。しかし、ともかく与那国へ来た目的であるハンマーの群れを目指したのだった。港を出港すると北の空は真っ黒。雨が近づいているのがわかる。潜っている間、持つだろうか。そんなことを考えながらポイントへ。

2001/2/12 西崎(南の根〜ハンマーウェイ) 15:04-15:40 雨 Depth.(Max.25.2m Ave.16.6m) TANK 200-65 気温26度 水温24度
 そして「南の根〜ハンマーウェイ」。エントリー前には北の黒雲がもう押し寄せてきてあたりは暗くなり雨粒が落ちてきた。そんな状況の中、スタッフの南山さんから流れが無いか期待していた潮と逆潮なこと、海上にあがる気泡のロストを防ぐためにフロートをたてて潜ることが告げられた。そしてエントリー。
お誘いいただきましたDolo−seaさん逆潮のときは何も出ないと聞いていたが、本当に何もいず、ただただ暗い青濁りの中、延々と流す、って泳ぐ泳ぐ。ぐるくんすらもいない。なんともまー(-_-;)。海面では風と波が強くなっていたらしく、安全停止を長めにとっていたら夜に「ああいうときは早くあがってください」って言われちゃいました。ごめんなさいです、ハイ。

 夜のログ付け宴会は旋回組が最終日ということとハンマーを見た者がいた(あ、一人は僕だ(笑))ということで前日よりさらに盛り上がった。ビールから始まり、どころじゃなくて、泡盛の水割りから始まり、与那国名物の花酒(アルコール度数60度のお酒)まで突っ走る突っ走る(笑)。もう何がなんだかわからない状態で(爆)、その日も終わったのであった。

花酒は大変おいしゅうございました 仲良く2ショットで〜す

水中立神岩  ダイビング最終日となった2月13日。天気は前日の夕方からかわらずあまり良くない。しかし、2月の与那国はこんなもんだそう。陽射しが無いと気温が21度にまでしかならない、ちょっと寒いかなぁ。

Wアーチ(大アーチ)2001/2/13 Wアーチ 09:51-10:30 曇北風 Depth.(Max.26.9m Ave.15.9m) TANK 200-70 気温21度 水温23度
 アーチぃである。その名の通りアーチが2つ。開放型のアーチで、中はほとんど暗くない。それでもアーチの真中に腰を落ち着けて、周囲を見回すと、射し込んでくるブルーの光がありがたく感じる。ソリハシコモンエビが大アーチの中の岩の窪みを器用に前に泳いでいた、透明できれいなので少人数でゆっくりと見ていたいなぁ。ビデオで撮っていた人がいたし、何よりライトを持ってきていなかったので、一瞥して終わりになってしまった。ひょろひょろとアーチをくぐり、コロダイの中くらいの奴を小アーチで見かけた後は、どーんとそそりたつ「水中立神岩」。アーチのあった根がどーんと落ち込んでいるところからちょっと離れてそそり立っていた。一番下は−40mくらい。山のようにというより陸上の立神岩のように垂直にそそり立つ。岩の上の方をぐるりと巡ってエキジット。もちょっと透明度良いとよかったな、、、。(それでも透明度40m!「水中立神岩」がどれだけ大きいか)

射し込んでくるブルーの光線、いいですねぇ

城門です。くぐれるらしいです。 二枚岩です。大きいでしょ?? こんな感じにカクカクと続いているんですよ2001/2/13 遺跡 12:59-13:42 曇 Depth.(Max.15.6m Ave.9.9m) TANK 200-70 気温21度 水温23度
よし!(セガの湯川専務調(笑)古いなぁ、まったく)遺跡!!そこそこ明るい天気のうちに行くことができてラッキー。城門から始まり、二枚岩、、、カメの岩まで進んでいく。でかい!カクカクだ!!こりゃ面白い!!!確かに天然ものではないような、あるような。このポイントだけで3本位、行ってみてもいいかもしれない。いろんな角度から見てみたいし、「階段」に座ってぼーっとしてみたい。誰か一緒に潜ってもらえばモデルにしていろいろ撮影してみたいと思うポイントだった。浅めのところは少しうねりが入っていたが、そんなん平気々々。楽しい楽しい。でっかいバラクーダが1本、ゆったりと泳いでいて魚の少な水路です。しっかり刻まれてます。いと言われる遺跡に彩りを添えていた。柱穴に行けなかったのが、ちょっと残念かなぁ。あ、あと、エキジット間際に振り返って全景を見渡すのを忘れたのはもったいなかった(>_<)。

 13日は風向きの関係か、それまでの北に向いて口を開けている久部良の港から島の一番西の、つまり日本で一番西の港へと出航場所を変えていた。船を引き上げるスロープのコンクリートがはがれていて、波風の強さを教えてくれていた。集落の雑貨屋にはいろんなものがちゃんとあったけれど、やはり離島。話を聞くと風波が強くて船が来ないとものが無くなることもあるそうだ。


2001/2/13 西崎(ハンマーウェイ) 16:11-16:47 曇 Depth.(Max.26.9m Ave.17.7m) TANK 200-60 気温21度 水温23度
そしてラストは未練を残さないようハンマーウェイに(笑)。この1本でDolo−seaさんとやっと一緒に潜ることになった。エントリー間際に「逆潮か流れなし」とのこと。うーん、昨日の記憶がよぎる(^_^;)(^_^;)。エントリーして、ヘッドファーストしていくと、あらあらモーターマリンの2Tレンズががぴょろろーーーっと(^_^;)。BCのポケットが開いていたまだまだ元気\(^o^)/(-_-;)。下が浅めの海底で良かった。でも、そのおかげでタテジマキンチャクダイの幼魚を発見。とりあえず写真を撮る。そして青濁りの中、延々えんえん、泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ。逆潮なので、根につかまるのではなく、沖へ沖へと流していく。ついに海底が青濁りの中にぼやけるまで流す。スタッフはハンマーといわず魚影を探して上下左右に展開していく。その中を泳ぐ、泳ぐ。何も見えないのはナイトのようで、でも回りにいるみんなは良く見える。なんとなく不思議な感じ。ハワイにある海の青さだけを楽しむポイント、そんな感じだろうか。  楽しかった、、、、、。そして自分たちが吐き出す泡をもてあそびながらゆっくりゆっくりと名残を惜しみながらの浮上となった。

 この日はホテルの方を手伝っていた女の子たちが一緒に潜っていた。??と思っていたけど、お昼はちゃんとサーおいしいご飯をありがとう!ブしてくれるし、大?変と思っていたら、ログ付けの後、その謎が解けた。いつものように(もう「いつものように」って(笑))夕食後クラブハウスでログ付けして宴会に突入していたら、南山さんが突然神妙な顔をして語り始めた。山中さんは泡盛の一升瓶を持ち出してきた。何やら白いペンで寄せ書きがしてある。昼、一緒に潜っていた女の子たちが冬のハイシーズンのバイトを終えて帰京するのだそう。クラブハウスは一気に送別会モードでヒートアップした。そして、僕は与那国の暖かい海の中に沈没していった、、、。
みんな相当キてました(笑)

 最終日は、前日からの北風がやまず、飛行機が着陸しないのではないかとみんなは心配していたが、僕はといえばまだ与那国の深みから生還していなかった(笑)。重い頭を振りながら、田島さんを始めとするスタッフやあっという間に仲良くなった人たちと名残を惜しんで午前の時間を過ごした。空港にある観光協会で日本最西端の証明書をもらったりしていると、何事もなく、SKY SEASERは与那国に着陸。

南山さん、なんか真面目な話をしている最中
 
 
 
 

山中さん、そろそろキてます(笑)

タテキン、たまには正面から(^_^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

帰る日はバレンタインデーでした、与那国空港にて(^_-)


 そしてハンマーへの再会、与那国への再来訪を願うかのごとく、SKY SEASERは与那国の上空を旋回しながら高度をとり、石垣へ向けて飛びはじめたのだった。 また来るしかないでしょ、ね、Dolo−seaさん


TOP!  こんなん書く奴どんな奴?  どんなところへ行ったかはこちらで(^_^;)








Hello!