阿嘉一人旅

のどかで楽しい初めての慶良間でした



富士山が日本を代表する山というのを納得しますね  「秋元さん、緊急事態が発生したので折り返し連絡をください」会議中にかかってきた携帯にはFUMIさんの伝言が入っていた。時は11月30日。出発の2日前である。前日の29日には三宅島バーディの川口さんを囲んで楽しく飲んで新宿駅で別れたときには上機嫌で帰ったはず。航空会社がつぶれてチケット予約がパアにでもなったか。(実は数年前にセブへ潜りに行ったときフィリピン航空が潰れて急遽JALのチケットを取り直したことがあったのです(^_^;)) 一体何が起きたんじゃい、と折り返してみると、
「昨日さぁ、新宿駅でこけちゃってさぁ、どうやら左足の踵の靭帯切っちゃったみたい・・・・・・」
・・・・え、えっー!!?「だ、大丈夫なの?」(後から考えると大丈夫じゃないのは当たり前なのにね(^_^;))
「うーん、ともかく潜れないんで、観光で行こうかと思ってもいるんだけど・・・」
「ともかく今晩、FUMIさん家に行くから、そんときに話をしよう。」
ってその晩、FUMIさんの家に行ってみるとしっかりギブスをはめたFUMIさんの姿が。話した結果、結局、僕一人で出かけることになった。あ〜あ(-_-;)、せっかくの沖縄なのにね。
 なぁんてことがあって、誘われてのほほ〜んと行くはずだったので予習が全くない状態での沖縄行きとなったのだった。(しっかし2000年最後(実は年末年始もあるんだけど(^^;))のダイビングがいきなり波乱含みで始まるって、一体僕は(爆))
ミーカージョーって屋号みたいなもんなんだって マリンライナーとかしき(これは阿嘉で撮ったんだけど(^_^;)) 12月2日、家の玄関を出たのが5時過ぎ。最寄駅から電車に乗って羽田空港へ。途中、品川で京急を1本逃して20分待つも(インターネットの乗換案内はどうも??。前回もJRと京急の「乗換」が不良で20分も待ったし)余裕みておいたおかげで朝食もとれる状態で空港へ。7時40分発のJAS551便で目指すは沖縄、那覇国際空港。待っていてくれたのは12月なのに照り付ける陽射しと貧乏旅行者御用達の路線バスだった。空港から泊港に行く方法として、FUMIさんからはそこらへんでダイビング器材持っている人捕まえて一緒にタクシー乗るのがお勧めと言われたけど、「シャイ」な(大笑)僕としてはどうも見知らぬ人に声をかけることができなくて(爆)、結局、路線バスで行くことにした。空港からは99、120、124番のバスが泊港近くの「泊高橋」を通る。(本数が思ったより少ないので注意)国際通りも通ってくれるので200円で車上観光もできて二度嬉しいのだ(^_-)。とまりん(泊港のターミナル)までバス停から歩いて5分位。道の込み具合によるけれど、約30分で着くことができた。「クイーンざまみ」は12月15日までドック入りということで「マリンライナーとかしき」が代船に。乗船手続きを済ませたらいざ腹ごしらえ。しかし、とまりんの中は軽食をとれる程度、その他は港の北側にある中華料理屋しか食事をとれるところが無いようで、今回の沖縄初の食事は豚レバ炒め定食という悲しいものとなってしまった。事前にFUMIさんからは島で酒を飲むならシーサー阿嘉店に行けばいいと言われていたが、きっと一緒に潜った仲間で盛り上がっている横で一人で飲むことになるだろうからつらいなぁと思って、酒のつまみをファミリーマート(港沿いにあるのだ)で買い込んで乗船した。(とまりんアネックスの中にスーパーあったのね(^_^;)、これ書いているときに知った。ハハ、、、)双胴船の「マリンライナーとかしき」はがんがん飛ばしてばんばん波を飛んで行く、ははっ、僕って飛び跳ねる船に縁があるんだろうか。所要時間1時間ちょっと。泊港から乗ったダイバーはみんな座間味で降りて阿嘉まで行くのは僕一人だけ(^_^;)。さすがオフシーズン(笑)。ダイビングサービスの人に民宿まで送ってもらって受付。話を聞くと、今回の日程はサービスも民宿もお客さんは僕一人だけ。寂しいというか、ゆったりできるというか(^_^;)、まあ、そうじゃないかと思ってました。ところで、今回お世話になったのはSEAMAPというサービスとミーカージョーという屋号の民宿。どちらもFUMIさんが前回お世話になったところで、良いし安いよということで今回もお世話になることに(といってもFUMIさんは・・・(-_-;))。宿で荷解きして早速1本潜ることになった。
とかしき諸元(^_^;)
12/2 嘉比ブツ(嘉比島)15:23−16:07 気温26度 水温26度
ミノカサゴ 港まで器材と共に送ってもらい、ボートでポイントへ。ポイントにアンカリングして、下を見ると海底はしっかり見えている。さすがに透明度は良さそう。ジャイアントストライドにてエントリー。あ、ダイコン忘れた。やはり、あせっているのかな?とはいえ、もう仕方が無いので海を楽しむことに。ここのポイントは一面のサンゴ。サンゴの上をふわふわと漂う。南に流していくとクリーニングポイントらしく、いろんな魚たちがクリーニングされている。写真を撮ろうと静かに近づいていくと、耳たぶをつんつんと(笑)。ホンソメワケベラくん、僕をクリーニングするなあ、痛いんだぞ。魚たちはこれまた妙に近くに寄ってくる。追いかけることなく、周りにいるから、自ずと逃げなくなるのか、、いや、なんか変な感じ。誰か餌付けでもしているんだろうか、目があってもずっとついてくる。ぐるーっと回ってアンカリングポイントに戻り、一面のサンゴの中でクマノミを眺めてエキジットした。

なんかちょっと暗かったのだ。左側がサクバル奇岩
 1本潜って村落の中を散策。見つけたのは入れそうな食べ物屋が港近くに1軒、郵便局があって、商店(お酒あり(^^))が3軒、居酒屋\(^o^)/が1軒、学校が1校、神社が2社。それと、路地の角毎に「石敢當」。あとは静かな雰囲気とじーちゃんばーちゃん(笑)。とりあえずビール500mlを2缶買って(1缶300円、といっても店によって値段が違うのが驚き)宿に帰り夕凪の中、ある意味あわただしかった1日に一人ゆっくり乾杯した。

カクレクマノミ トゲチョウチョウウオのはずなんだけど背鰭近くの斑紋が、、、(^_^;)

ハタタテハゼくんたちなのだ  明けて、12月3日。遅い朝食を8時にとり、9時に港へ。歩いて5分とかからない(というより村落自体も端から端まで20分もあれば、という大きさ)。3日は2ボート1ナイトというスケジュールにした。この時季、どうしても北風が吹くので、島陰の南側のポイントしか潜れないらしい。ということで、1本目は阿嘉島のサクバルの漁礁となった。

12/3 サクバル漁礁(阿嘉島)9:07−9:48 気温25度 水温26度
 港からボートで5分。アンカリングは−9〜10m位。南の方に流して根を一つ越えると、−33mの砂地にどでかい漁礁が、、、。ツバメウオが着いていて、流れに向かってホバリングしている。砂地に降りてそろサクバル漁礁とツバメウオそろと下に潜り込みあおるようにして写真を撮る。その数20匹程度か、体色が夜モードの黒色から昼モードの白地に黒い横縞、はたまた、白一色にまで、いろいろバリエーション有り。目の前でどんどん体色が白くなっていくのは、ビデオものだったが、そこはそれ。いつかビデオを買ったら撮りに来よう(笑)。ツバメウオ白っぽくない?
ふと振り返るとすぐ近くにチンアナゴたちがやはり南を向いて首振りダンス。あまりに近くにいたのでびっくりしてしまった。ブリーフィングで「エアが100を切ったら浮上しましょう」と言われていたのでエアはちらちら確認していたのだが、ふとダイコンを見ると「DECO3m4分」、ありゃあ、エアは110だったが、ガイドさんに合図をして浮上開始した。−3mまであがると何にも無いので良くないことだが、シーリング値より深いところで窒素抜き。根に戻り、−9m位でDECOが消えるのを待ちながらクロユリハゼにハタタテハゼを撮る。久しぶりに見るハタタテハゼは警戒心薄く、かなり近寄らせてもらったのでこちらも根詰めて10数カットも撮ったけれど、撮り終わって満足して、あたりを見回すと、ペアどころか、うじゃうじゃいて、ぼーぜんとしてしまった。見上げればきららと水面が

軽い昼ご飯の後、港近くの「パーラー阿嘉」で今回やっと沖縄そばを食べる。お店の中はのんびりした雰囲気。他に客も無く、TVでは那覇マラソンの中継が流れていて、店のおじさんおばさんはそれに見入ってるわけでもなく、なにやら会話中。そんななか、コーレーグースをかけてざばざばと食すと、腹の方もやっと沖縄に来たって感じになった(^_^;)。それにしても、なんで沖縄そばって「中」と「大」しかないんでしょう?不思議??

キリンミノカサゴ と思うけど

12/3 嘉比前(嘉比島)13:41−14:31 気温26度 水温26度
砂地に根がぽつりとあるポイント。安慶名敷島に向かって白砂のビーチがなだらかに深くなっていく。−30m位まで続くよう。−5m位でエントリー。海底に陽射しが射し込み、きれいな模様を描く。根にはアカマツカサ、フタイロカエルウオ、イットウダイ、デバスズメダイに。。。。。アカヒメジがゆったりたたずんでました
−20mまでなだらかに落ちていくと、4〜50匹程度のアカヒメジがゆるやかな流れに向かってホバリング。それを見ながらまた、なだらかに戻ってエキジット。

12/3 アムロ南(安室島)19:14−19:58 気温22度 水温25度
ブダイの幕はうまく撮れませんでしたナイトである。ボートからのナイトは、、、、シパダン以来か?ブダイ狙いで入る。きちんと幕を張っているのは確認できたが、写真にはきっちり写っていないだろうなぁ。サンゴの間にはエビ、カニがやっぱり。しかし、ウニ系はあまり出ていなかった。

 宿に無理を言って晩御飯をナイトの後にしてもらったので(一人だとこういうことお願いしやすい(^_^;))民宿のおやじさんが堤防で釣ってきた魚をメインにビール片手に晩御飯。(至福のひとときですね(笑))その晩はさすがに疲れ果てて部屋でビール片手に轟沈(爆)。深夜3時くらいにふと目が覚めて涼みに外を歩いていたらとても星がきれいだった。しっかし、一人で何やってんだろね。

チンアナゴにょろにょろ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ナイトで撮ったんだけど、5mmも無かったですね。
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 

2001年の干支(^_^;)、海バージョン

トウアカクマノミ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ハナゴイっていつ見ても見とれてしまう色合いなんだよね

宿の裏手の神社 翌朝は少し北風は弱くなっていたが、やはり昨日と同じような海況ということで、最初の1本は渡嘉敷島へ行くこととなった。3日もそうだったが、波高は1mもなく、風もさほど(Tシャツ短パンだと寒いかなという位)なので、どうも海況が厳しいという気がしない。やはり、八丈島や三宅島−御蔵島での黒潮がんがん、波高々と比べること自体がおかしいのか。それとも慶良間諸島の「外海」に出ると全く違うのか。聞いてみたけアオウミガメ、寝てましたね(笑)れど、答えを濁されてしまった。

12/4 海人(渡嘉敷島)9:18−9:56 気温24度 水温26度
渡嘉敷島へトウアカクマノミを撮りに。ビーチすぐ近くにアンカリングして、−10m位を中層移動。途中、アオウミガメが2匹。どちらにもコバンザメが張り付いて、1匹なんかはコバンザメの方が大きい位。朝、まだ寝ぼけているのか、けっこう近くまで寄ってもなかなか逃げなかった。トウアカクマノミは、砂地にぽつんと一つあるイソギンチャクに4匹着いていた。おそらく一家族。父さん母さんに2人の子供といった感じか。トウアカを撮り終わって漁礁の方に向かうとなぜか砂煙が(-_-;)。すかして見ると渡嘉敷のサービスのガイドさんとお客さん2人の3人が砂煙の向こうに。なまじ透明度がいいだけに妙に砂煙が目立って近寄り難いものがあった。どうせなら砂地にべったり座り込んでしまった方が余計にばたばたしなくていいのになぁ。

 トウアカクマノミという御当地ものが出たところで、最近慶良間で見られるらしいピグミーシーホースやハナヒゲウツボをリクエスト。

12/4 アダン下(安慶名敷島)10:36−11:21 気温24度 水温26度
ハナヒゲウツボリクエストで連れてきてもらったのがこのポイント。いればいるということでやはりおらず(^_^;)。普通のウツボがいるばかり。ま、自然が相手ということでそれはそれで仕方が無い。このポイントのウツボ(゚○゚)面白かったところはそこかしこに鉄の棒が突っ立っていること。かなり昔に立てられたようで、それぞれサンゴがついたり、貝類で埋め尽くされていたりしている。一体、何のために?不思議に思って後で聞いてみたら、昔モズクの養殖をやっていたそう。網張ってそこに種を植え付けていたらしい。なんでやめちゃったのかな?安慶名敷島は無人島だからもっと近場に移したのかな。ここではマクロマクロということで岩の中に頭つっこんだり、根にいつく魚たちをじっくり眺めていた。窪みの中に頭突っ込んで撮ってました。1cm無かったかな。

 さすがにお腹が減ったということで島に帰り、昼御飯。尻高のような貝とトマトソースのスパゲッティ。けっこううまい。食後、一人ぽつんとログブックなど書きつつ過ごす。陽射しが心地よく眠気を誘う。ログブックを放り出して、ひなたぼっこ(笑)。うとうととしているといつの間にやら3本目の時刻となっていた。

12/4 アムロ南(安室島)14:46−15:50 気温24度 水温26度
セジロクマノミってどうもライダー2号を思い出してしまう(^_^;)昨晩ナイトで潜ったポイント。オーバーハングがあったことは気づいていたが、結構根が入り組んでいることを今日初めて知った。客一人、スタッフ一人ということで、最初の1本目から、「方向を示しますから写真とか撮って満足したら私の方に来てください。見える範囲にいれば構いませんから」というスタイルだったが、アダン下から好き勝手に潜るようになった。一応、エントリーは一緒だが、コースガイドもなんとなく・・・となり、アムロ南では「先に上がるから一人で潜っていて」だった(・・;)。まあ、それならそれでいろいろ見るものあるからいいんだけれど、せっかく沖縄に来たんだからレア物とかガイドもして欲しいなぁ。と思いつつ、クマノミや小さなエビやハナゴイにじゃれていた僕であった。今回乗れなかったフェリーざまみ

 3本目も終わり、「今日はログをつけましょう。」ということで夕食後、SEAMAPのおじさんが宿にビデオを持って来た。何本もまとめるけど、どんな感じなのかなっと思っていたらビデオを見ながら雑談をして、僕があらかた書いたログにサインをしておじさんは帰っていった。久しぶりのあっさりログ付け。意外と早くログ付けが終わったのでビールを買出しに行きがてら、居酒屋の偵察に(^_^;)。営業していないかと思っ安くてうまかった「白鯨」たら、しっかり地元に工事に来ている人たちがカウンターで盛り上がっていた。一つ席を空けてもらって一杯。黒真珠という銘柄の泡盛、ロックでいただく。もずくに、ハタの刺身(ミーバイだったかな)でゆっくり飲みながら地元のサービスの人とちょびっと話をしていたら、あっという間に眠気が襲ってきて「はい、ごちそうさま(笑)」。晩御飯が多かったので品数多くできなかったけれど、けっこうおいしかったお店でした。

12/5 ウナン崎(阿嘉島)9:16−9:57 気温23度 水温25度
テンス阿嘉最後は洞窟ポイント。造礁サンゴの根の中に3つ程人の通れる穴がある。どれも10mあるかないかの長さだが、2人並んで通ることはできない程度の幅。1本は真中あたりで左に直角に曲がり、ちょうど曲がり角のところで上に向けて小さな開口部があってきらきらと陽が射しこんでいた。中にはハタンポ、イセエビ、アカマツカサがそれぞれに潜む。根の上は−3〜6m、陽射しが気持ち良い。リュウキュウスズメダイをワイドで撮ろうとするもなかなかうまくいかず。洞窟というかケーブというか、でも陽射しがいいよね

 最後の1本を終えてもまだまだ時間にゆとりがあるのは実に嬉しい。ザバザバ器材を洗って、物干しへ。一息ついてもまだ時間がある。ほんとうにゆっくりと時間の流れる島だ。入れ替わりにお世話になる人と少し話をしていて、やっと阿嘉を離れる時間となった。

 桟橋でSEAMAPと民宿の見送りを受けてマリンライナーとかしきで本島に帰る。慶良間諸島を左手に見つつ島で買ったビールを飲みながら(不覚にも前の晩飲み残してしまったのだ(^_^;))正味1時間の船旅。キャプテンズテーブルでごちそうさま
飛行機の離陸まで5時間もあるので、ひとつ国際通りを歩ききってやろうと泊高橋から歩き始めた。泊高橋から国際通りまで徒歩30分程度1本道。国際通りをうろうろ。ステーキなんぞ食べて、牧志の市場はパスしたけど、お土産屋をつぶさに見て3時間。歩きに歩いたね。最後はバスターミナルからバスで200円。那覇のバスターミナルはよそもんにはよくわからない案内板しかなくて結局、バスターミナルの中もぐるぐる歩き回ってしまった(^_^;)。しかも、歩国際通りに「怪しい」通り発見(笑)道の高さが高いわ、傾斜はついてないわで、とても難儀をした。改善して欲しいよね。サミットとかいっても、国賓もプレスもどうせバスなんか使わないから関係ないだろうけれど、鉄道のない沖縄、貧乏旅行者はバスがたよりだもん。なんとかしてちょーだい。ま、それはともかく、無事、空港に着いた僕はANA992便20:10発で沖縄の地を後にしたのであった。

さようなら、また来るねぇ!!さあ、次は座間味島だぁ。

安里の交差点にて 奥、SEAMAPの奥さん、手前、ミーカージョーの旦那さん、お世話になりました

TOP!  こんなん書く奴どんな奴?  どんなところへ行ったかはこちらで(^_^;)







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