ラストナイトの夜は更けて

海もお酒も南の風情(^_^;)




 黄金崎公園ビーチの今シーズンのナイトが終わるということで、潜ってまいりました。さすがに最終日ということもあってか、けっこう盛況でした。珍しく海の中で他のグループのライトがちらちらしていたりもしたけれど、そこはそれ、大瀬崎あたりとは違ってごちゃごちゃとグループが交差したり、あたり一面砂巻き上げられた後に行くしかないというような状態ではなく、静かな海でした。しかし、海の中の生き物は盛りだくさん、お腹いっぱいになるまで楽しませていただきました。なんとボトムタイム90分(笑)。最後はエアが無くなって、しぶーーーくなっていくエアを思いっきり吸い込んで、メリベウミウシを見てました。

 「すみません、到着10分ほど遅れます」ハンドル片手に携帯からTATSUMIに電話。宇久須高原からの下りの最中だった。ふだん、安良里に行くには、一人の場合、第三京浜、横浜新道、R1、西湘バイパス、畑宿まわりで箱根を越えて、R136に入り、伊豆中央道、修善寺道路、船堀トンネル経由でR414という全行程3時間40分の道のりだが、今回はちょっと変えた。R136によほど大事なものでも積んでいるのか時速30kmで走っているトラックがいて、それに時間を大きくとられたのが変えた理由。土肥から先、バス道でもあることだし、同じような目にあうと遅刻は免れないので、船堀トンネルを抜けずに旧道を通って宇久須高原へ出るルートをとることにした。こちらならほとんど車はいない。後は自分の腕(^_^;)次第。それでも8時を少し回っての到着となった。

ビシャモンエビって初めて見ました
 
 
 
 
 

イソギンチャクモエビ

カザリイソギンチャクエビ  TATSUMIの中を見回すと、前々回のときにご一緒させていただいた谷口さんの姿が。しかも同じたけさんチーム、そして行先は黄金崎ボートとくれば、「クダゴンベはこのところずっと深場に行っているみたいなんすよぉ」というたけさんのブリーフィングにもかかわらず、なにやら期待というものが(笑)。弁おかえりぃのクダゴンベ。ちょっと重いですけど、クリックしてみてね天さまにペコリと頭を下げてエントリー。
 クダゴンベ!!深場からのお戻りか(笑)いつもの根におりました。背鰭をピンとたてておしゃまな様子。くるりくるりと舞い踊る。イイジマフクロウニにはゼブラガニ。ビシャモンエビはけっこうな大きさ(とはいってもそれはテントウウミウシとかに慣れた目からすればの話なんだけど)、緑灰系の体色に橙黄色の縞が入っていて渋目のいい色合い。砂だまりにはいいサイズのヒラメが着底、イソギンチャクモエビにカザリイソギンチャクエビ。ミツボシクロスズメダイの幼は安良里では今回初めて??ヘラヤガラもいて南の海って感じでした。ヘラヤガラが南方系の魚だってことミツホシクロスズメダイ ちっちゃくてかわいいよも、ミツボシクロスズメダイってイソギンチャクにつく前はあの体色じゃないなんて実は今回初めて知りました。自分の居場所を見つけたものにしか出せない色合いなんて書くとちょっとかっこよすぎ(笑)?

ニセイガグリウミウシ

ニラミギンポの青筋ってどうやって出してるのかな?

今回一番の「おおもの」(笑) 安良里の港ではオーシャンプリンセス号が来てランチ、ディナー等のクルージングをやってました。伊豆ワカガエルの一環のイベントだそうで、ちょっと乗ってみたい気もしたけれど、お見送りとお出迎えが和太鼓というのが、なんとも伊豆らしくてお風呂につかりながら笑ってしまいました。しかし、ここではこの日一番の「大物」が(^_^;)。思わず一緒に記念写真なんぞ撮ってしまいました(笑)。

ムラサキウミコチョウは一度5分くらいかけてじっくりと見てみたいなぁ つづく2本目は沖の根。まずは西の根の方へピカチュウを探しに。−20mの岩を探し回るも、ニセイガグリウミウシ、ムラサキウミコチョウ(ペア+1)、テントウウミウシ3個体、、、。他にはなぜかムチヤギについていなかった極小のガラスハゼ、根の下にマツカサウオ、オオアさてヒトデヤドリエビはどこにいるでしょうかカヒトデにヒトデヤドリエビ。ときたところで、マダイの巨大なシルエット、コロダイかとやはり沖の根といえば青筋浮かしたニラミギンポに、ミナミハコフグの幼魚、正面からの顔がかわいいです。5cmくらいのイセエビ(こんなに小さいのは初めて見ました)、−3mの根ではこれまたいつものイソギンポといつもより大目の60分ダイビングにもかかわらず満ち足りた1本でした。

根の狭間にはマツカサウオ

ミナミハコフグくん、今回は撮りやすいように手前に出てきてくれました

とさかもかっこいいイソギンポくん                 イセエビ、上下逆ではありません(笑)
 お昼をお腹いっぱい食べた後、眠くなったのを我慢して(笑)、ログブックの製本(ログブック自作なんちょっと色悪いけどクレープウミウシ ひらひらでした。いやいや、これはヒラムシですね(^_^;)いろいろ見直し中(笑)2002/12/2です(^_^;))をしあげて、いよいよ、今回の目玉、ラストナイトダイビング。さすがに日が暮れるのは早くなってエントリーOKとなる19時には既に真っ暗、月も出ておらず、ナイトには最高の環境(個人的にはですけど(月明かりのナイトより漆黒のナイトの方が好きなんです))、そしてガイドは昼間っから乗り気(笑)の鈴木さんとくれば、ワクワクしないほうがおかしいってくらい。タンク背負って、いざ、黄金崎公園ビーチへ。
ロウソクエビって腹黒い!?(笑) 右側のエントリー口からエントリー。波は静か。もう先に入っている人たちのライトが遠く近くにきらめいている。ブイまで水面移動して潜降開始。まずはゴロタでクレープウミウシ。ちょっと色が黒っぽいけど、ヒラムシかと思うくらい薄っぺらくて、岩肌にぺたっとはりついている。後で見直すとどうやらヒラムシのようでした(^_^;)。 2002/12/2 その下に目を向けるとヒメセミエビがイセエビの中を駆け巡る。イセエビは以前に比べて大きいのも小さいのもあわせてたくさん見かけるようになった。オトヒメエビは緑色の卵を抱え、ロウソクエビは内臓が黒っぽい。クルマエビの幼と超幼(笑)は砂の中にするするっと潜り込んで目だけ出しているし(なんで鈴木さんはわかるんだ?)、僕でもわかるようになったガンガゼカクレエビは極小の極細、ガンガゼエビはちょっと太い。ガンガゼに限らず、ウニ類はみんなそうかもしれないが、ライトを当てると棘を急にわさわさと動かし始める。光を感じているのか、熱を感じているのか(水中ライトの光で感じられる程の熱が発生しガンガゼエビているか疑問だけど)、ともかくちゃんと何かを感じているらしいのが不思議。どこに感覚器官があるんだろう??ガンガゼについてはもう一つ実は「おおっ」と思ったことがあった。知識としてはウニ類は体の上側に肛門があるということは知っていたけれど、今回初めて砂をぼろぼろと出しているところを見た。ガンガゼの肛門ってけっこうきれい砂の中の目がわかります??なだけに知識と経験がまさに自分の中で繋がった時点で思わず海中で「おおっ」と唸ってしまった(^_^;)。砂地ではカラッパ系が合体中、片割れは砂の中に潜って目だけ出している状態で、後ろから指示棒でほじくりだされてもしぶとく(^_^;)合体中。繋がったまま2匹で体を揺らして砂に潜っていく(^_^;)(^_^;)。ヒシガニは右手巨大化状態。つつかれると右手を振りかざして応戦する姿がちょっとだけかわいい。アワツブアケウスはいったん見つかるといるいる、やたら目の中に入ってくる。最後の最後にメリベウミウシ、こいつは30cmくらいはあったか、巨大な口でなんか食べていたらしいが、僕が見たときには既に逃走に入る状態だった。でかい口はびメリベウミウシなんだけどどこいらへんかわかる??る厚ででかいままだったけど。メリベウミウシの頃にはもうエアが無くて、しぶくなりかけを思いっきり吸って、息をためて、「うう、もうもたん(笑)」というところでボコボコ吐きながらエキジット。といっても−3mでの出来事だし、ダイコンにslow表示がされるほどガバっと浮上したわけでもないし、まあこういう時もあっていいかなと。ともかくまだまだエアが足りないと感じるくらい(ダブルタンクでもいいかもしれない(笑))お腹いっぱいになったナイトダイビングでした。
クルマエビ、早く大きくならないかなぁ(笑)

わかる?アワツブアケウス


 その晩は、酒盛りに混ぜていただいて、楽しい夜を過ごさせていただきました。ありがとうございます。(^○^)(この晩で一気にあおちゃんのファンになってしまいました(^_^;)。陽子ちゃんはおにぎりもらったときからとりこだし(^_^;)(^_^;)(けしておにぎりにつられたわけじゃないよ(爆))いろいろと面白い話を聞かせてもらって、遠く宮古の酒に酔いしれて、笑って笑って、あっという間の夜でした。


つづく
そして翌日は(^_^;)(10/1のページへ)

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