黄金崎での落ち着いた生活

ナイトダイビングIN賀茂村





 20世紀最後の夏だなんて誰が騒いでいるんだ?(笑)
 FUMIさんはドゥマゲッティだそうだし、他の友人とは日程がうまく合わないし、ということで今年の夏は国内で潜ることにしたのだった。そして決めた先は安良里。今年、僕がけっこう足繁く通っているポイント。車で3、4時間といったアクセスの良さ(あくまで三宅島とか八丈島に比べての話だけど(^_^;))に比してボートもビーチも揃っていて、しかも、グレードダウンしていない。(そりゃ、ナズマドとかには、、、だけどね安良里にしかないものもあるんだってば(^_^;))それに大瀬崎や富戸、IOPのように大人数が押しかけていないので人いきれにもまれることがない。のほほんダイバーの僕としてはそれがけっこう重要だったりする。また、ちょうどふだんは土曜の夜しか行われないナイトダイビングも連日行われるということで、8月20日の日曜から22日の火曜まで安良里におじゃますることにした。

 日曜の朝ということで東京から下る道は空いているはずと踏んで、なるべく一般道を選ぶ。が、R134は自然渋滞、路肩駐車している車も多いし、???と思っていたら、そう、サザンの茅ヶ崎ライブの2日目だったのだ。朝の6時から待っているのね、大変だ。(しかし、Wowowでやっていた中継を見るに、それだけのことはやっぱあったみたい)それでも後は、順調に流れ、4:17自宅発、7:38安良里着という好タイム、ストレス無しのドライブだった。


 安良里で毎度お世話になっているのは安良里ダイビングサービスTATSUMI。安良里は海の実力もなかなかだけど、ここの雰囲気がまたとてもいい。魚に関しても詳しいし、ダイビングに関しての考え方が素直に真面目で、ともかく気持ちいい時間を過ごさせてくれる。それだけに人気で土日はめちゃ混んでいることが多いのが玉にキズ(^_^;)。

 さて、初日は1ボート1ビーチ1ナイトの予約だったが、海況、状況次第ということで2ボート1ナイトに変更、黄金崎にクダゴンベを見に行くこととした。
 黄金崎ボートは初めて。期待は膨らむ(^_^;)(^_^;)。僕と常連の方とガイドの陽子ちゃんの3人での小人数グループ。エアはきっと僕が一番早い。体型からいってもね(笑)。のこぎり型になるべくならない程度に中層を進もうと実は考えていた。

クダゴンベくん、きれい!! 「クダゴンベである。まず一番の狙いはクダゴンベ。それが嬉しいことにあっさりと見れてしまった。しかも、なかなか逃げない。想像していたより大きいものだった。ゴロタの中の砂たまりにはトビエイが眼をつぶって寝ているし、ミチヨミノウミウシはこれまた小っちゃいのにきれいだし。ユウレイクラゲは流れにのってか、けっこう足が速かった。黄金崎は初めてだが、なかなか楽しい。沖の根とか三ッ根に比べて明るいイメージがある。ソフトコーラルもほどよく繁っているし。」

 エアについては大体同じくらいの消費。最大水深32.4m平均18.6mで45分潜ってるならまあまあといっていいかな、あまり動かなかったしね、流れにあわせてふわふわと。それこそユウレイクラゲのように漂ってました(^_^;)。
 ユウレイクラゲといえば、クラゲについている小さい魚ってクラゲについたまま、どこまでも一緒に漂っていくのかなぁ。普通の根付きの魚にはできない経験なんだろうなぁ。 なぁんて悠然と広がる大海に思いを馳せてみたりする、、、。

 という黄金崎も港から数分。エキジットしてあっという間に港に戻ってこれる。これも安良里のいいところの一つかもしれない。(僕自身は別にボートにあまり弱くないから、時間がかかっても構わないんだけど)港に帰ってくるとお風呂(笑)。港の船着き場のすぐ横に器材をセッティングする場所があって、そこに器材洗い用の水桶とお風呂があるので帰ってきてすぐ入れるのだ。ウェットのまま、湯船に漬かる、8月だというのに、実はまたこれも極楽極楽(^_^;)。

ミチヨミノウミウシ

イロイザリくんなのだ  2本目は沖の根。トビエイの群れはもうシーズン終わりだろうから、小魚が群れてるのが見れるんじゃないかと思いつつ、港を離れる。港を出ると陽子ちゃんが神社に柏手を打っていた。TATSUMIのスタッフはみんなやっているそうだ。うーん、今まで気づかなかった(^_^;)。何かいいもの見れるといいよなぁ。ってエントリー。

 「エントリー直後からエキジット直前までマアジの群れ、追い回すカンパチ達。けっこうマジに追いかけっこをしていた。今日の沖の根は、人だらけ。どこにいても周囲にエアが立ち昇るのが見える。南のブイからエントリー、西の根の先のアカスジモエビ、ハクセンアカホシカクレエビを目指す。そこがボトム。あとは−20mまで浮上してベニイザリウオを探す捜すさがす、、、隣の根にいた(笑)。沖の根の北側まで回り込み、でっかいコロダイを眼下に。アカネキンチャクダイとか、イセエビ、アオリイカ、そしてやっぱりマアジとカンパチのバトルが楽しかった。のだった。」

 TATSUMIに帰って、すぐお昼。定番のちらし丼。んまい。そういえば、TATSUMIのスタッフTシャツが出来ていた。スタッフみんな赤、アカ、あか、燃えているぜぃ状態(笑)。デザインはホームページでおなじみデザインなので違和感はないけど、スタッフだらけだと店の中が赤一色で最初は落ち着かなかった。が、人間、慣れは怖いもので(^_^;)後にはビーチでも赤い色を見ただけで「TATSUMIのスタッフだ」なんて思うように、、、近寄ってみれば全然違うという(笑)。

 「ナイトダイビングIN賀茂村」の一環としてダイビングした人にバーベキューが無料で振る舞われるという話だったので、つられて黄金崎公園ビーチへ。TATSUMIのスタッフの下村くんも焼き番に加わっていたりして、けっこう盛り上がっている。「どんどん食べてくださいよぉ」のセリフにのせられて、ヤキソバ、アジのミリン干しなんかをバクバク食べる(^_^;)(昼飯食べたばかりだというのに、、、)。クラブハウスでくつろいでいると吹いてくる海風も気持ちよく爆睡していた僕であった。


 ところで8月20日は土肥で花火大会だった。(19日もね)見に行くのかなぁと思いつつ、あまりそんな話も出てなかったので、ナイトをやることに。ナイトは晩御飯を食べてからということで、天ぷら、煮付けに刺し身と豪勢に出てきた晩御飯はやはり食べきれなかった(当たり前と言えば当たり前、昼にあれだけ食べればねぇ(笑))。

黄金崎公園ビーチ
 「ナイトである。またまたエビカニ大合戦。「ナイトダイビングIN賀茂村」で土曜の夜以外も潜れるのだ。というわけで、日曜の隣町で花火大会やっている夜に潜るのは僕くらいなもんだった。(鈴木さんごめんなさいm(__)m)トピックスといえば、ヨコシマエビ、ちゃんと見れたぞ!ウミエラに潜むウミエラカニダマシは真っ白な体に眼だけが黒い点となってかっこいい。アオヤガラは夜横に縞が入るのは初めて知ったぞ。シッタカが思い切り伸び上がって放精しているのも初めて見た。最初、煙みたいなものを吐き出しているので???と思ったが。」

 お店に帰ってみるとしっかり土肥に花火を見に行っていたらしい。ちゃんと聞いてみればよかったと内心ほぞをかむ僕でした(>_<)。でもナイトも良かったからいいか。

ヨコシマエビってほんと横縞(^_^;)

 翌日は朝方、すごいどしゃ降り。こりゃ、ビーチ行っても面白くないかなぁなんて思いつつ、朝ご飯を食べていると、だんだん小ぶりになってきて、セッティングを始める頃にはもうやんでいた。
 月曜日はさすがにお客さんが少ない。ということで、昨日の予定だった1ボート1ビーチ1ナイトとすることに。すでに夕べのお酒と共にちっそ酔いの傾向は始まっているし、浅い方がいいでしょう(笑)。ということで1本目はオオモンイザリウオを見に、三ッ根へ。

 「エントリーして流れに任せてぷかぷか、オオモンイザリウオは、徐々に大きくなっている(!?)よう。(当たり前か(^_^;))ラッパウニの底にはゼブラガニ。ムチカラマツにはガラスハゼにムチカラマツエビ。あとはDECOの関係で−10mをふらふらと。」

ちょっとゆったりした1本でした。

 そして、次はビーチ。昼飯前に1本行っとく、ということで。さっそく黄金崎公園へ。日曜と比べるとがらがらだけど、優雅に潜るにはこれくらいの方がいいと僕は思います。ビーチのガイドは服部くん。爆裂トーク(笑)でかまします。「じゃあ、いきましょうかあ」(全部ひらがななのは意味はあまりなし(^_^;))でエントリー。カミソリウオ全景

 「手前のエントリー口からエントリー。クマノミが卵を守ってアタックかけてくる。卵は赤色、生んでから4〜5日くらいか。イシヨウジの腹は横に広がって大きくなる。念願のヒレナガネジリンボウはきちんとGet!カミソリウオの雌雄の見分け方を教わった。雌は抱卵できるように、胸鰭が腹にくっついているのだそうだ。今年は少ないらしいアオリイカはちょうどいいタイミングで目の前で産卵してくれた。ヤマドリやシマヒメヤマノカミ、ヒロウミウシetcetcお初ヒレナガネジリンボウくん!!のもんばっか、どれも面白くて寄れる限り間近でじぃーーーっと観察させていただいてしまいました。」

 ログ付けもまたまた爆裂トーク。見た魚のおさらいから魚の同定(って大げさかな、少し)方法とかまで話は広がる広がる。たっぷり時間をとってログ付けをさせてもらいました。

 ナイトまでは時間があるので、この7月30日に宇久須にオープンしたサークルKを見学(笑)に。そして、黄金崎からの眺望を眺め、ビーチの陸番をやっていた陽子ちゃんと霜村くんとのんびりいろんな話をしたり。と、落ち着いた時間を過ごした。いいねぇ、こんな風にゆったりと時間の流れるのを感じるのは、いや、それすら感じずに過ごすのはね。

カミソリくん近景

 続くナイトもガイドは服部くんだった。ビーチに行く前に「ナイトダイビング」のフォトコンに参加のお願いをされてされて、あわててポジフィルムを買いに。ポジは初めてだが、まあなんとかなるでしょう。晩御飯はスタッフご飯。これまた豪華、天丼だった。うーん、んまい。少しお腹を落ち着かせてからビーチへ。黄金崎公園へは車で3分(!?)。黄金崎トンネルをくぐってすぐなのだ。暗くなるのを待っていよいよエントリー。

「今回の1番はヒメコウイカカルテット。ウミエラを狙うも、なかなかきれいなウミエラがない。カミソリウオに夜襲をかけたけれど、姿形も見えず。砂地、ケーソン、ガイドロープと進む。ヤドカリの宿あらそいはけっこう見物。砂の嵐の中、とりあえず何枚かは写真を撮る。ヨコシマエビをはずしたのはもったいなかったか、、、、。」
初ポジフィルム写真の出来は、、、(^_^;)(^_^;)。

 ナイトから帰って、お店で軽く酒盛り。邪馬美人なんかをごちそうになって気持ちよくKO。わはは。


ピーピカ。ピカチュゥゥ(^_^;)  最終日、出かけてくる前の予定では、朝御飯を食べてからゆっくり帰ろうかと思っていたのだが、思いの外、海況が良さそうなので2本追加で潜ってから帰ろうということに。再度、クダゴンベに会いに行こうと言うことで黄金崎をリクエスト。

 「クダゴンベ、、、は見つからず。谷口さんがスゴイのか、よーこちゃんがエライのか。レンテンヤッコにあいさつして、イボイソバナガニはおすめす両方。なんて書いてないで、今日の一番はピカチュウウミウシ!!!アングルうまく撮れなかったけれど、一応おさえました。やたら急いでどっかに向かって歩いてました。近くの根ではテントウウミウシ4個体テントウウミウシも4個体も固まってそれぞれも大きめだったし。良かった良かった。」

 結果として、クダゴンベは外れてしまったけれど、ピカチュウは大ヒット!!!!根付きの魚はまた会える可能性が高いけれど、あれだけ動き回っているウミウシはねぇ。それでも満足の1本でした。


 サキシマちゃん     水面休息中はなぜか「沈黙の艦隊」を読みふけるのがくせに(^_^;)。(結局、3巻の途中まで読んだので、次に行ったら続きを読もうと小さな野望を燃やしていたりする僕だった(笑))

 最後は沖の根、沖の根は−28mから−3mまで深いも浅いも楽しめて、ワイドもマクロも楽しめる一粒で二度ならず三度も四度もおいしいポイント(って最後の最後にこんなこと書くなよ(-_-;))。ニラミギンポ、警戒色の青色は警戒すればするほど、鮮やかになるのでしょうか?ということは、、、僕の場合はまだまだか。

 「ムラサキミノウミウシはピンボケェ。ニラミギンポはお初でした。しっかり警戒色出してくれてましたが、、、、。C-2020の合焦ポイントというかタイミングというかが今一つわからない。また一から修行(笑)。ミナミハコフグの幼魚は最後の最後でお出まし。でもベニイザリウオもこれまた見つからず、、、。ウミウシけっこう多くてトビエイ狙いじゃない沖の根って「いいなぁ」と素直に思った1本でした。」

ピンぼけですまんですm(__)m

 お昼も食べて(おかわりまでしてしまいました。>食ってばっかじゃねぇか、おまえは!!だっておいしかったんだもん(^○^))ピカチュウとムラサキミノウミウシのログ付けも済ませて、また近いうちに来ようと思いながら大大満足で帰途に着いた僕でした。


 さすがに最近は、何にもオチはないなぁ。平穏無事なダイビングはいいもんだ。

 ウン。




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