熱海より近い(笑)・・・(サイパン)

通算200本達成しました!ありがとう!!







 いったい僕らの荷物はどうなっちゃったんだろう。サイパン国際空港で止まってしまったベルトコンベアを眺めながら考えていた。時刻は深夜の3時過ぎ。グアムでの乗り継ぎの客を満載した飛行機はちょっとした事件がおきながらもなんとか無事にサイパン国際空港に着陸した。安堵の息をもらしながら手荷物受取所に集まった客の前でベルトコンベアが動き、機内に預けた手荷物を吐き出し始めた。最初のうちは順調だった。半分くらいの人が自分の荷物をピックアップしたと思ったら急に荷物が出てこなくなり、空のコンベアが回るだけで荷物はいっこうに出てこない。どうしたんだろうと思っていたら係員が日本語で「ごめんなさい。ごめんなさい」といいながらしきりに歩き回っている。ふ、不安だ(^_^;)。しかもしばらくするとコンベアそのものも止まってしまったのだ。FUMIさんと顔を見合わせても仕方が無い。何らかの説明があるまで待つしかない、そう決め込んで長居を決め込む。思えばここまでの旅路は虫の好かないことの連続だった。グアムまでの機内では飲み物のサービスが機内食を食べ終わってもぜんぜん来ないは、来たと思ったら「後でまた来ますから」と言ったきり戻ってこないは、サイパンまでの機内では着陸態勢に入り始めた頃、前の席に座っていた人がエチケット袋も使わず、見事に隣席の女性二人連れに胃の腑の中身をぶちまけてただならぬ臭いを漂わせるし、キャビンアテンダントはきれいにもしないシートに着陸態勢だからともかく座れとか叫んでいるし、なにやら前途を予見するかような、もしくは、運の悪さをとりあえずここで使いきってしまおうとするかのような状況だった。  それでもさすがにこれ以上悪いことも起きず、結局待つこと15分以上、何の説明もないまま、ベルトコンベアが動き出し、僕らの荷物もやっと吐き出されてきた。


 やっと久しぶりの地、サイパンに着いたのであった。


 明けた朝はスコールだった。バルコニーに佇んであたりを眺めているとあっという間に路面が黒くなり、そして叩きつける雨足で白く霞んでいく。だが、遠くの空はすでに明るい。ピックアップのお約束の時刻にはもう空は晴れていた。今回、お世話になったサービスはMOC。僕がCカードをとったのが8年前、その時のサービスはもうないが、MOCはその頃からある老舗のサービスだ。しかも、なかなかダイバー心をくすぐるサービスでもある。おたパックなんか、けっこういいと思うし、僕は。



オーシマさんのガイドはオモシロイです  ペーパーワーク、器材セッティングをして、いざ、桟橋へ。初日はボートなのである。あいにく、風が強くてテニアンへは行けないということが判明。FUMIさんはちょっとがっかり、僕はサイパン初のボートということでそんなに気落ちせず。それよりトランジットのグアムでワッパーを食べたきりで小腹がすいていた(笑)。桟橋は、、、なんと昔々OWをとったときにプール講習をした場所!8年越しに「シュガードック」という名前がわかった。そのシュガードックからパイオニアつんとおすまし それは誰?(笑)3号で目指すはナフタン。他のサービスからの人達も含めて20名弱。2、3mのうねりを越えるとき時折飛び散るしぶきに歓声と笑い声が響く。40分程でナフタンに到着。なだらかなドロップの上に設置されたブイにボートは係留されている。
 いざ、エントリー。大島さんが僕ら二人のガイドについてくれた。(某ダイビング雑誌ではトゥルハタタテハゼくんがお出迎えースの発見者として、または現地レポーターで有名人(^_^;)。髪切って雑誌の印象よりかわいく幼くなってました。ゴメンナサイ(笑)>オーシマさん)いやー、さすがにクリアな視界!!軽く30mは抜けているか?最初は深場に進むが、行く先々まで見事に見えている。事前に少し落ちてからボート下に戻って、そこでいろいろ魚を見ましょうという話だったので、ドロップはちょい落ちただけで根の上へ。ダイビングは2ヶ月ぶりなので若干緊張してるは、器材は乾ききっているので体に馴染まないは、で「ここいらみんなミクロネシア人」とかセンセイで教えてもらってもさらっと流して見ただけだった。それでも根の上あたりに来る頃には目線がマクロラッパウニって毒があるんだよに切り替わり始め、ブチスズキベラの幼魚、ハタタテハゼのペア(これがまた近づいても全然逃げないし)に、ベニゴンベ(サンゴひょこひょこ、なかなかかわいい)を激写(^_^;)、ラッパウニの触手がゆらゆらにょろにょろしているのをごろんと横になって眺めてエキジット。以前と変わらぬブルーに迎えてもらった1本でした。





ベニゴンベくんはちょこちょこ動いてかわいい(^_^;)




 エキジットしても海はまだうねりが大きい。2本目のポイント、オブジャンに風波を避けてアンカーリング。しばし水面休息となった。シュノーケリングで楽しむ人達を尻目にひたすらボートの上で日光浴、さすがに徹夜に近い日程なので元気がでない(^_^;)。ああ、すっかりじじい(笑)。



オブジャンはビーチポイントだとばかり思っていたけど、ボートでもしっかり楽しいらしい。狙う青と白とにょろにょろ(^_^;)とは、ガーデンイール。ここにはシャイなチンアナゴと白一色で頭がとがったアキアナゴの2種類がいるとのこと。エントリーしてすぐに大島さんから「ガーデンイールまでかけ足!」のサイン(笑)。それにニヤリとしながら、青と白の狭間をゆったりと、それでもしっかりと進む。見渡す限りの白が青が下から上から僕らを包む。 いたっ!白く光る砂地にゆらゆらと鎌首をもたげている。中層からスピードをゆるめて砂地にはりつく。じわじわと近くまでにじり寄りながら眺める。全般的に細身。なかでも幼魚は本当に細くてかわいい。なおも近寄ろうとすると右の視野に後続がやはり着底してにじり寄っている。まだまだ僕らより後ろにいたので、じわじわ下がって譲ることにした。大島さんはと見ると左へ切り返してまたごく低層を進んでいく。次があるなと思って追うと、いた。チンアナゴ。1mくらいで躊躇していると、行け行けと大島さん。他を見渡すとFUMIさんは別のなんかを追ってちょっと離れているし、後続もない。もし、ひっこんじゃっても次に誰かが来るまでにはまた出てくるでしょう、ということで近寄る、近寄る、お、おっ、近寄れる。なんと50cmくらいまで近寄れた。ここまで近寄ると写真撮るより肉眼でディテールを確認する方が嬉しい。堪能しました。あとはたんたんと(笑)アンカーリング地点へ。クマノミを見たり、全身黄色のコガネヤッコを追っかけたり、それにしてもあんなに近くまでガこがねやっこくんはアイラインばっちりーデンイールに寄れるとは・・・サイパン恐るべし(^_^;)。(決して僕の技能ではないだろう。)ところでオーシマさん、家に帰って昔のログ調べたらやっぱり8年前にオブジャン潜ったときにガーデンイールをビーチエントリーで見に行ってましたよ、うーん、成長してないとも言えるのか(^_^;)。あ、オーシマさん見てないか(笑)。 いったい全長どれくらいあるのでしょう?



 エキジットするともう、13時。急にお腹がすいてくる。(現金な奴(^_^;))船はまだ揺れているので弁当はシュガードックまで帰って桟橋で食べることに。またまた揺れること40分、船内は疲れきった顔だらけ(笑)。ついでにそこここで船外へ突き出される顔(^^;;)。みなさん、疲れているのね、やっぱり。



 シュガードックに着いて桟橋で食べた弁当のおいしかったこと。しっかりボリュームのある中身で幕の内弁当風、リターナブルの入れ物が珍しかった。ところで今回、MOCで全日通して一緒になったのはマリンステーションから来ていた人達。仲良くさせていただきました(^_^;)。元気なことに彼らは3本目をするという。元気ぃー。(後で聞いたら僕らより1日前に来ていたらしい、なぁんだ、だから元気なのね)どうしよう、FUMIさん?実は、僕はさっきのオブジャンが199本目、次が200本目だったりして場所によってはパスしたいなぁなんて思っていたのだけど、次は、グロット!うーーん、決めた、行きましょう。ということで、サイパン初日に200本目と相成った訳である。そう、晩飯は、いや晩餐(笑)は200本記念だ。(もう夕飯のこと考えている奴(爆))



あーーーなぁーーー(笑) サービスに戻ってコーヒー飲んでタンクセットして、出発!!グロットまでは車に分乗。昔に比べて信号が爆発的に増え、舗装道路がすごく伸びた。やっぱり変わったのね。
 階段上でのブリーフィングの後、ロータリーでセッティング。いざ、階段へ(笑)。あ、きれいになっている。これなら歩きやすいや。ということであっという間に(ホントかよ(爆))エントリーポイントへ。

海面は打ちつける荒波で濁ってます さぁ、200本目のエントリー。グロットはビーチなのにジャイアントストライド(^_^;)。マスクを押さえて、カメラを2台片手にかかえてハンズアップ。Go!ヒャッホォー。エントリーポイントからもう、3つの穴が見えている。水面をかなり奥までふわふわと移動。FUMIさんと大島さんと揃ったところで潜降開始。3つの穴が悠然と待ち構えている。真中の穴から外海に出るとなぜかカスミチョウチョウウオがわさわさと寄って来る。メガネゴンベにシテンチョウチョウウオ、岩陰のオドリハゼ(殺気ばしばし(笑))、モンツキカ
おどりはぜくん 全身はなかなか見られない うーん まだ下手かなぁエルウオに穴くぐり。思えば100本目もそうだったんだけど、200本目ものほほんとした充実した1本でした。

どれもけっこうでかいあーーーなぁーーー(笑)
 
 
 
 
 
 

人よりでかい魚も悠然と泳いでます(爆)

あーーーなぁーーー なんだけど順番あってましたっけ?(^_^;)



 待望の晩御飯は「にんにく屋グロット」さんへ。MOCのマコトさんのお勧めでもあったけど、実はひそかに行ってみたかったところ。オーナーもダイバーでホームページまで開いているし、なにより料理品揃えがうまそうなのがその理由。にんにくスパゲッティ、にんにくステーキ、あんかけチャーハン、山盛りのサラダ、すんげうまかった。



グロットでエキジット待ちのオーシマさんとトニー(笑)  翌日はビーチの日。午前中の1本はグロット、午後の1本はラウラウビーチとなった。201本目もグロット(^_^;)。いいんでしょうかねぇ、こんな贅沢(^_^;)。朝のグロットはというと、、陽射しの向きはいつ頃まあ、上のと同じ穴なんですけどね、とりあえずがいいのだろうか?エントリーして潜降までまたプカプカとグロットの水面の上の風景を眺める。その間にもどんどん潜降していく人たちもいて、上ではプカプカ、下ではごぼごぼ、中々楽しい気分である。そして、潜降。中層で写真を撮ろうとしていたら、沈めないかと思われたらしく、サポートのジェシーに引きずり下ろされてしまった(笑)。左の穴から外海に、モンツキくんに朝の挨拶。かなり大きめなゴマモンガラを横目にオドリハゼにも挨拶。途中、今日から一緒になった4人組と別れて、真本文にゃ全然書いてないけど中の穴から内側へ、下の方にわさわさと潜っている人たちを見ながら大島さんはすーっとある場所へ直行。ついて行くとウコンハネガイ。ライトをあてているとキラキラ光っている。あれはビデオがないとねぇー。それでも、しっかり目に焼き付けて内海へ。エキジットロープの方を見ると、安全停止しているダイバーにエキジット待ちの列。それに潜行していく(じたばたしている(笑))ダイバー。「これもグロット名物。自由潜降の群れ」だそうだ。陽射しが強ければこれもいい1枚になるかもしれない。 ウコンハネガイ ビデオなら光るのがわかるんだけどね(^_^;)



 サービスに帰って、お昼の弁当。これまた昨日と同じくらいうまい。ばくばく食べてしまう。またウエイトを(^_^;)1kg減らさなければならないかもしれない(笑)。
 それはそうとラウラウについてグロットからの帰りにマコトさんからちょっと嫌なことを聞いた。ビーチの近くでのゴルフ場開発のせいで泥が流れ込み、潜れない程濁りに濁った状態が数年間続いたということ。8年前はすかーーーーんと抜けていて、透明度30、40mは当たり前状態だったのに。エントリーポイントからガイドロープが引いてあるという話を聞いて伊豆の夏状態を覚悟しつつエントリー。
マコトさんでし、今回は一緒にもぐれませんでした。また次の機会に



ヤマブキハゼくん きれいでした ぐるぐるメアジ、うまそうだなぁ    オイ>オレ メアジの山!覚悟したより悪くない若干濁りの入った中を進むと何やら固まりが・・・。山。形を変えながらも、ほとんど動くことはない。トニーが突っ込んでいってもその瞬間はばっと割れてもまたすぐに一固まりになってうごめく。ぐりぐりと写真を撮りながら、送油管のなごりに沿って泥まじりの砂地にいるハゼを追う。共生しているエビの出てくるところを狙って、まあ、うまく撮れたかな。ミツボシクロスズメの背びれに黄色いメッシュがはいっているなんて、初めて気がついた。それともあの個体だけなのだろうか?それをリーゼントに見立てて「つっぱり君」とまじめな顔をしてコメントする大島さんも、これまたいい(笑)。カエルウオくんは「いつも口をぱくぱくやってい」ながらサンゴの上で、捕食ハタタテシノビハゼ 背鰭がピンと延びているのがわかる?中?他にもハゼくん、ゴビーくん(>おい、一緒だって(^_^;))いろいろ狙ったけど、どうかな、マリンスノーアタックがとっても心配。(この心配は悲しいことに当たってしまいました。かなりの数が白雪舞い散る南国の風景になってしまってました)
 それにしても、昔の抜けの良さは全く想像ができないくらいになってしまっていた。あがって最初の感想もまず濁りのことが頭にあって大島さんにはすまないことをしました。(一生懸命ガイドしてもらったのにね。)あのメアジはも凄かったけど、濁りの方があがる直前だったので、そっちの方の印象が強かったんです、ただそれだけ。昔は、降りたすぐのところでOWのトレーニングとかやっていたんだけどなぁ。まあ、昔話はどうでもいいや。今度行くならメアジの真下でぼーっとしてみたいな。



 というわけで1900年代に通算200本目を数えめでたく2000年代を迎えることができました。サイパンにお誘いいただいたFUMIさんに感謝。




TOP!  こんなん書く奴どんな奴?  どんなところへ行ったかはこちらで(^_^;)








Hello!