体育の日には運動をしよう

晴れていて最高でした。安良里と雲見





 「秋元さん、修善寺の町はパスしようか」「いいっすね!」南下しているR136から修善寺道路の看板に従って有料道路に入った。さすがに有料道路、車がいない。すいすい走れる。200円払うだけの価値はあるかも。、、、と標識が伊豆中央道に変わる???「なんか間違えたみたい。」FUMIさんが車を停めた。道路地図(去年の)を見ても修善寺道路と伊豆中央道が接続しているようには見えない。が、伊豆中央道はどう見ても修善寺道路より北だ。急遽Uターン(^_^;)。これによりFUMIさんにとっては大きな状況変化があったのだが、FUMIさんがそれに気づくのはその晩遅くなってからのことだった。


 僕にとっては安良里は初めて。西伊豆ということで海中は大瀬崎、陸上は土肥のようなイメージでいた。実際の安良里の印象はというと、こじんまりした漁港の町といった感じ。郵便局と駐在所と公民館が固まっているところなんかほのぼのとした感じでけっこうお気にいり。お世話になったのはダイビングサービスTATSUMI。郵便局の陰にちょこんと鎮座ましましておりました。予定時刻の8:30から遅れること10分(それでも10分の遅れで済んだのはFUMIさんのドライブテクニック(爆)によるものでしょう)、もうサービスの中はダイバーでいっぱい。10月1日に一度来ているFUMIさんは「よっ、また来たよ。」などとスタッフに気軽に声をかけていたが、僕は初めてなのでよく分からず、目まぐるしく駆け回るスタッフを見ていた。

 ともかく最初はボートということで着替えて器材を軽トラにのせてもらい、港に歩いていった。港までは歩いて1分。もう他のサービスとかからのダイバーでここも賑わっている。ポイントは「沖の根」。港から5分とかからないので、港で器材を背負って漁船に乗り込む。決まった船ではなく、出れる船でピストン輸送という感じ。ポイントにつくと、おお、底まできれいに抜けている。面倒なのでジャイアントでエントリー。(カメラ持っているとバックロールは面倒だと思いませんか?)ブイ横で水面集合、そして潜降開始。げげ、沈まない(笑)9月の三宅島では2kgで全然大丈夫だったので、1ヶ月のブランクとその間の体重増加(^_^;)を考えて1kg増やしたのだが、息を吐いても沈んでいかなアカスジモエビちょんちょんい、ありゃりゃりゃりゃ。仕方がないのでヘッドファーストで潜っていく。エントリー直下の根でタツノオトシゴを探すも見つからず、でもイロイザリは見れたね。それから根を離れて一気に−30mまでアカスジモエビを狙いに行く。アカスジモエビというと6月の三宅で寒い思いをして−42mまで行って肉眼では全然赤くなかったという(写真ではきれいだったけど)経験があったが、今回は違った。天気が良かったこともあったけれど、−30mまで行ってもあたりは明るく全然ストレスを感じない。不思議だ。肝心のアカスジモエビはというと3匹ほど、ウツボくんと一緒に岩の間でひげをひくひくさせていました。そころころきろきろの後は根に戻り、小さいところだとキイロイボウミウシにミチヨミノウミウシ、大きいところではコロダイ、マダイがホバリングしてクリーニングされているのを見たり、トウシマコケギンポをつついたり。TATSUMIはガイド1人に最大6人ということで中でごちゃごちゃすることもなく、楽しい50分弱の1本でした。
タキゲンロクダイ
 お昼は海鮮チラシ丼。相変わらずサービスの中はどたばたしてるけれど、そんなことは関係なく、猛然と食べ尽くす(笑)。夏に南紀に潜りに行ったときに改めて思ったけど、ダイビングにランチがついているのは楽でいい。本当はもう少し落ち着いて食べれて、スタッフと海のこと話しながらならもっといいのだけど、でも、そういうサービスが増えてきているようで(それを基準で選んでいるわけではない)いい傾向だと思う。

 午後の1本は黄金崎公園ビーチ。黄金崎までは車で移動。眺望はるかな黄金崎からモノレールで降りていく。このモノレールがまた楽しい。みかん運搬用のモノレールに座席と屋根をつけたような感じ(写真を撮り忘れたのが残念)。研修センターの受付で「モノレールお願いします。」と頼むと、放送で「モノレールお願いします。」と呼んでくれる。乗降所で待っていると、ダダダダダダダダダダダと音を立てながらゆっくりゆっくりとモノレールが上がってくる。定員8名、客車(笑)2両編成だ。運転手のおじさんに一声かけておもむろに座席にまたがる。山側にも海側にも向かって座れたのだが、知らずに山側に向いて座りちょっと恐い思いをした(^_^;)。だってね、またこれが結構揺れるのよ、おっきいの二人乗っているだけで(^_^;)。
 伊豆といえば黒系の砂と思っていた僕の予想に反して黄金崎公園ビーチは白い砂だった。海にタツノオトシゴよん向かってUの字を左に倒した形に海岸線が広がっている。左手が岬の突端、右手には砂か小石の浜があってマリンジェットを楽しんでいる人たちが昼の休憩で上陸していた。エントリーポイントはゴロタ。しかし、手すり付きのコンクリートスロープが2ヶ所用意されている。モノレールで降りてきたところにはダイバー用の温水シャワーや風呂があったり、その先には芝生があってそこで寝転がって休むこともできたりで、施設的にも眺望的にも最高の部類。海の中も期待できそう。
 そしてその期待は裏切られなかった。ネジリンボウを狙って左側からエントリー。いきなりトウシマコケギンポにイロイザリウオ。ゴロタと砂地を行ったり来たりしながらネジリンボウを目指す。途中、空缶に潜むミジンベニハゼを狙うもなぜかハゼくんが俺を撮れといわんばかりに邪魔をする。そうこうしている間にミジンベニハゼくんは缶の奥に(;_;)。ウミテングのペアは三宅で見たよりも表皮がきれい。そう、ここの砂は泥系の砂ではないのでした。しかし、目指したネジリンボウはダイバーの砂攻撃に既に防空壕(^_^;)行き。第一目的ははずしてしまったのでその後は砂地をゆらゆらと。サツマカサゴの胸鰭の鮮やかさに目をみはり、ムレハタタテダイが秋を彩り、僕らから間をとってホバリングするアオリイカの小ささに微笑んでエキジットとなりました。



 エキジット後は研修センターのお風呂が無料で使わせてもらえる。これも嬉しい。しかもシャンプー、ボディソープ付きなのだ。しっかり身繕いも済ませた僕らはサービスに戻り、ログ付け、かと思いきや、やはりまだサービスの中はごった返していたのだった。とりあえずぼーっとしているとポイントマップに今日のコースと見た魚を書いたコピーがまわってきた。それをもらって、精算をして、今度は人の少ないときを狙って来よう、そう思いながら、そそくさと安良里を後にした。翌日のために雲見に移動するのだ。途中、加山雄三ミュージアムとかを横目に見ながら雲見のサービス、コリンズDCに着いたのは、4時になろうとする頃だった。

 コリンズDCは僕にとっては4年ぶりだが、FUMIさんはもうちょっと頻繁に来ているらしい。僕は店の場所が変わったのも知らなかった。店はきれいになっていた。お願いしてあった晩の宿を教えてもらい、荷解きをする。落ち着いたところで(飯の手配がどうとか、部屋の電気がどうとか、実はいろいろあったのだけど、ともかく)酒盛り用の買い出しに。少し多いかと思いながらも焼酎を一本、割り用のジュースを一本、つまみを少々。部屋に帰ってさっそく乾杯っと(^_^;)。そうこうするうちに場違いに豪勢な夕食が届き、それまでのいろいろもすっかり忘れて上機嫌の僕らであった。
 「ところで明日って結局何時からなの?」「そのうち、連絡があると思うよ。」という会話が交わされたとたん、タイミング良く玄関から声が。「FUMIさぁん、コリンズの人が来てますけどぉ。」部屋に上がってもらって翌日の時間とポイントの打ち合わせを。とはいいながらもはや僕らは上機嫌。(あ、僕だけでした?(^_^;))今日の海況の話とか海賊祭りの話とか話はずれるずれる(笑)。「それでぇ、今、クラブハウスでみんなで飲んでいるんですよぉ、お二人とも行きましょうよぅ。(こんな感じだったっけ?)」「あ、昔、○○(別にまずいからじゃなくて僕が覚えてないだけ)があったことだろ?」「そうです。そうです。」「でもなぁ、もうくつろいじゃっているし」と、浴衣姿で寝転がっているFUMIさん。「まあ、行きましょうよ、なんか面白そうだし。」と渋るFUMIさんを二人してひっぱりだす。バー・コリンズ(^_^;)は大にぎわいだった。お仲間に入れてもらって話に聞き入る。「みこもと」の話、海賊祭りで車が動かなかった話、カンパチが70匹群れをなして通り過ぎていった話、、、。いつのまにか、話題はごみの分別回収の話、ラーメンはどこが旨いか話、初台のローカル話、千駄ヶ谷のユーハイム話、強制抱き合わせ販売のダイビングスクールの話、カンパチはいつのまにか120匹に増えているし、酒は知らぬ間に進んでいくし、FUMIさんはすっかりご機嫌モード全壊、もとい全開だし、夜は更けていくし、いつのまにやら11時をまわって、ID4を見損ねるし、、、(笑)。持参の酒をからにしてすっかり上機嫌になって座を辞した二人組、宿に帰って爆睡したのは言うまでもなかった。



 翌朝、これまたおいしい朝ご飯を食べ、8:30エントリー三角穴をくぐるFUMIさんの足を目指してサービスに向かう。雲見は漁協がきれいな施設を作っていて各サービスがそこを使うといった形。講習を除けば基本的には全てボートポイントとなり、安良里のように渡しの船でピストン輸送してもらうこととなる。行きと帰りの船が違うのも当たり前といった感じ。


 1本目は牛着岩の定番?コース。大牛と小牛の間の湾内側でエントリー、三角穴を抜けて外海側に出、大牛を左手に見て少し回り、縦穴を抜けてまた湾内に戻り、小牛側の砂地で遊んでエキジットというコース。雲見はケーブダイビングが楽しめるところなのだ。話はそれるが、コリンズはコリンズポイントというケーブくねくね(笑)のポイントを開発していて、そっちもなかなか面白いが今回は見送り。エントリーすると昨日の安良里と同じくらいの透明度、さすがに朝早いだけあって誰一人先にはいないようだ。今回のコースだと大牛と小牛の間に開いた三角穴をフィンから降りていき、外海に向かって横に伸びるケーブを抜ける形になる。穴の一番小さい部分は人一人が通り抜けるのがやっとのくらい。カメラ二刀流だと、細かい体勢の直しが難しいのでともかく息をはききって沈んでいく。ケーブの中は2人並んで泳げるくらいに広がっている。しっかりタンクからゴンと落ちた(^_^;)。ケーブの中では先に入ったガイドの網中さんがライトをつけて待っていた。僕の後ろをライトで照らしているので振り返ると、イタチウオ。隠れるでもなく、岩の上にでんとかまえているのはやはりケーブの中だからか。先を譲ってもらって先頭で外海に向かう。黒い中から青色の中へ小さいハタンポとかが群れている真ん中を抜けていくのは気持ちがいい。抜けてみると外海はプランクトンで濁っていた。遅い朝飯だろうか、キビナゴがはためく幕のように群れを成して泳いでいる。しばらく待っているとそれを狙って、そう、カンパチが来た。ゆっくりとキビナゴに近づき、猛然と襲いかかる。70匹とは言わないまでも、遅い朝飯の様子をしっかりと見せてもらった。カンパチの朝飯を堪能してから大牛を左に縦穴に向かい、湾内に向かう。ギ縦穴は僕が最後ンポ団地でトウシマコケギンポをつついて、砂地でハナダイににじりよりつつ、エキジット。ピックアップはなんと電動ステップ付きのダイビングボートだった(実はこういうのは初めて、まさか雲見で初体験するとは思わなかった(笑)。)

頭つんつん(笑)

 エキジット後は、漁協ご自慢のレストハウスで休憩。更衣室、温水シャワーに休憩するスペースもあって、なかなか快適。しかし、連休最終日ということで早めに帰途に着くことにした僕らは水面休息1時間で2本目に。

 2本目は前の晩の話に賭けてカンパチの大群を待つことにした。が、さすが大物狙い(^_^;)。みごとにNothingの目が出てしまい、海中でぼーーーーーーーーーーーっとした1本となった。おさえと考えていたイザリウオも見つからず、エキジット。しかも、帰りのピックアップの船で一緒になった他のサービスの人たちはでっかいオオモンイザリを見たっておおはしゃぎ(T_T)。FUMIさんと顔を見合わせて苦笑した1本となった。
ちなみに2本目に写した写真はこれ1枚のみ。牛着岩を水面から

 ともあれ、こうして安良里雲見は終わったのであった、    とはいかなかった。早く帰途に着いたにもかかわらず、やはり僕らは渋滞にはまってしまったのであった。ちゃんちゃん。



 あ、FUMIさんの一大事(笑)とは、TATSUMIのガイドが陽子ちゃんじゃなかったこと。
遅刻しなければ、ちゃんと陽子ちゃん組だったようだけど、、あの10分が、、、惜しかったですね、FUMIさん。




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