神々が集ったという島は

1999年の海の祭典に行ってきたよぉ





昔は静岡県だったの? 「この島って東京都なんですかぁ?」船縁の手すりにもたれていた見知らぬ3人組の女の子が聞いてきた。多少、腰砕けになりながらも「そうだよ。」と答える。その間にも島影は鮮明になり薄い灰色から緑色や浜の白い色や建物の色が判別できるようになるほど近づいていた。

 今回、第1回海の祭典オープニングサマーinダイビングフェスティバルということで神々が集ったという神津島にやってきた。東海汽船2等往復、民宿1泊2食、1ビーチ1ボートに懇親会までついて税込み29,800円とは破格の値段。値段につられたわけじゃないとはいいきれないが(^_^;)、ともかく初めて神津島に足を踏み入れることとなった。同行の仲間は会社の後輩の村川くん、好青年である。去年から伊豆海洋公園のメンバーにあっているほどの海洋公園好き。遠出をしようと誘ってみたところ、二つ返事でOK!当日はあいにくのしめりがちの空だが竹芝桟橋に集合ということになった。ところが前日迄の悪天候で磯渡しが出来ないということで釣りの部が中止になり、チャーター船が出ない。なんと300名弱の釣りの部の参加者一人一人に電話して中止になったことを伝えたのだそうだ、まことにご苦労さまでした。ダイビングに関しては島影に風を避けて潜れるということで決行となったのだが、いざ、島に着いてみると好天\(^_^)/。お出迎えの車で宿に向かい、旅支度を解いた。宿は「新平」。こじんまりとした宿だが、玄関、食堂の雰囲気がいい。しかも、部屋は見晴らしが良く、窓からは乗って来たかめりあ丸を見ることが出来た。荷ほどき、セッティングを済ませてほどなく、お世話になる「ティアーズブルー ダイビング」さんの車が迎えに来てくれた。向かうはビーチポイント、名組湾。(今回は、いや、今回もまったく予習をしていないのでどんなポイントかはまったくわからないのであった(^_^;)。)着いてみるとすでに大半のダイバーが開会式をいまや遅しと待ち構えていた。お偉いさんがお出ましになって開会式が始まった。ビデオを撮っている人もいたりして、にぎにぎしく始まる。ダイビング自体はというと「宝さがし」(^_^;)。海中に数字の書いてあるアクリル板がばらまいてあるのでそれを拾ってくるというシンプルなもの。ただし、賞品は夜の懇親会のときに抽選というルール。順番を待ってぞろぞろとエントリーとなった。エントリー口は狭く、小さなタイドプールのようになっている。が、かき回されまくって何にも見えない状態(笑)。はいつくばって地面を蹴っていざ初めての神津の海へ。

1999/7/10 名組湾 神津 Beach 10:53 11:36
 思っていたより海はきれいだった。前日まで荒れていた海とは思えない。それでも一番目につくのはやはりニンゲン(笑)。たくさんばらまかれているという「お宝」はいっこうに見つからない。岩場を抜ける指ぐぽぐぽされてみる?(笑)と白い砂地が広がる。イメージとして黒い砂が頭の中にあったのでその明るさにふらふらっと引っ張られて沖へ行こうとすると、スタッフに引き止められてしまった。そういえば砂地の先は急に潮が早くなっていることがあるから出ないようにといわれていたんだっけ。また、ゴロタに戻ってくるとどこからともなくハマフエフキが寄ってくる。餌づけされているのだそうだ。これまたそういえば魚肉ソーセージを二人で一本渡されたのを思い出す。別にソーセージをやらなくても近くでくるくる回っている。村川くんが思い出したという感じでソーセージをBCのポケットから出して僕にどうしますという感じで差し出して来た。ちょびっともらって指先でつぶしてみる。来た来た。ひゅっひゅっと前から後ろからハマフエフキが寄ってくる。うぉ。指までぐぼっと吸い込まれてしまった(^_^;)。噛むという感じではなかったのでグローブ無しでやってみると面白かったかもしれない(笑)。

 エキジットすると参加者はそれぞれの管轄(^_^;)のサービスの車でそれぞれのサービスへ。お弁当が待っていた。なんと昼の弁当までついていたのだ。うれしぃい。弁当をぱくつき、道端でごろりと昼寝。そんなに痛い程でもない陽射しが気持ちいいし、アスファルトが温かい。村川くんもやはりごろ寝。船に弱いという村川くん、昨日は睡眠不足だったよう。13時半に港に出発となった。次はボートダイビングなのである。


1999/7/10 割間 神津 漁船 14:07 14:43
 ポイントは「割れる間」と書いて「ありま」と読む。ちなみに1本目はそのまま「なぐみわん」。港から5分程度の距離である。ティアーズブルー担当のメンバーは13人。2隻の漁船に別れることとなった。港を離れポイントに向かう間、しきりと揺れは大丈夫かと聞かれたが、まったくもってなんともない。風も島影にいるため、それほどでもないし。潮の流れに沿ってドリフトとなった。エントリーするとキビナゴのカーテンが待ち構えてくれていた。白い砂地、きらきらと光るキビナゴのカーテン。みんなが目もくれずに先に進むので惜しいなぁと思いながら後についてその場を離れた。その後は岩場と砂地を行ったり来たり。僕はといえば、稚魚も稚魚、全長1mmくらいの稚魚をどうにかして写真に撮れないか悪戦苦闘していた。エキジットは沖出しの形。安全停止の直前、砂地にエイを見つけるももはや写真を撮れるような距離ではなかったので手を振って終わり(^_^;)。


 ここからはオプションだったが、せっかく神津島まで来たのだからということでもう1本ボートダイビングをやることに(^_^;)。

1999/7/10 ナンベイ山 神津 漁船 新平丸 15:49 16:20
 1時間程港で休息して船を乗り換えていざポイントを目指す。今度の船は泊まった宿の息子さんの船とのこと、その名も「新平丸」。(実は後で教えてもらったので船長さんとは話せずじまい。もったいない)ポイントは名組湾の沖合あたり、作根、ナンベイ山。休憩を取っているあたりからだんだんと雲行きが怪しくなり始め、エントリー時には曇となってしまった。また、風上の潮の当たっているポイントとのことで、先程よりは船は揺れる。エントリーすると確かに流れがあり、人数が揃うまで根に張りついて待つ、待つ、待つ、一人足りない!?ガイドの野口さんが海面まで上がって一人船に無事に上がっているのを確認して出発となった。流れに逆らって根を越え、イサキの群れ、特大ではないけれどテングダイの固まり、戻りぎみでやっと一人分の広さくらいのトンネルを抜け、巨大なモロコを見てエキジット。前の2本がのほほんダイビングだったのでそんなにハードでも無かったはずだが、結構楽しんでの1本となった。(モーターマリンとハウジングとはいえ、カメラ2台持っていると本当にハードなダイビングだときついけどね(^_^;))



 器材も洗って干し、夕食も軽くとって、懇親会への迎えの車を待つ。「来ないねぇ」「来ませんねぇ」「忘れられちゃったかなぁ。パンフには各自集合って書いてあったしなぁ、タクシーでも呼ぶ?」なんて会話が交わされたとき、迎えの車は来た。向かうは神津島高校の体育館。そこで懇親会が行われ太鼓燃えたぜぃ!!る。僕らが着いたときにはまだそんなに集まっていなかったが、開始時刻あたりになると三々五々集まり始め、また、お偉いさんの挨拶で懇親会が始まった。乾杯、しばしご歓談、かつ飲み(島の焼酎がおいしかったぁ(^_^;))かつ喰う(刺身が新鮮でおいしかったぁ(^_^;))。そしてアトラクションの神津島太鼓。迫力もんでアンコールまででるくらい。それに踊りが続き、待望の抽選会となった。1等はMX10が2本、その他もいろいろ郷土色ありの楽しい賞品が取り揃えられていて空くじ無しということもあり、盛り上がりを見せた。ちなみに僕はウォータープルーフが当たった。

 ところで神津の関係者は読んでいないだろうからあんまり意味ないかもしれないけど、もし釣りの部が行われていたら懇親会は一緒にやったのだろうか?もし、今回のような形での進行だったならばなかなか難しいと思う。人数比でダイバーの2倍以上の釣り人の集団、どうやってダイバーと釣り人の間にコミュニケーションをとるつもりだったのだろう。バラバラでもいいのかな、それじゃつまらないって気もするし、釣りをしているダイバーもいるし、ダイビングをしている釣り人もきっといるだろうし、夕方あたりからなにかを一緒にやってもいいかもしれないし、、、。例えば宿の晩飯を無くして浜焼きをみんなでやるとか、そうすれば宿泊側も晩飯の支度をしなくてもいいし、もしその時の魚なんかを釣りの部での参加者が提供してくれて「これは俺が釣った奴なんだぜぇ」とか焼いているときに自慢してくれたら、それが話し始めるきっかけになったりしたりするかもしれないし。例えばそんなときに島の飲み屋とかの人たちが出店の形で参加してくれていれば、夜中に、または次にどこの店に行けばいいかという目安にもなるし、お店にとっても宣伝になると思う。今回は島にお金を落とそうにも、どこで落とせばいいのか初めての人にはわかりづらかったというのが実際の感想。かといって昼飯の弁当を止めてどっかに食いに行かそうというのは儲けたいという考えが露骨に見えていやだしなぁ。必須の飲食以外に遊びでお金を島に落としていくのにみんなやぶさかでないはずなのだから、それをうまく誘導してくれればね。次回には考慮願う。閑話休題。

帰りにはこんな風景も
楽しい夜もこれで終わり(T_T) 懇親会が終わって、いざ気づいてみるとログを書いていない。ということでティアーズ御用達のお店に行ってログ付けと称してまた騒ぐ。いろんな面白い話、興味深い話、笑える話、思わずうなづいてしまう話、いろいろあってあっという間に時は流れて行く。(飲み物1杯で長々と(^_^;)申し訳ないことをしました)記念写真なんぞを撮ってお別れとなった。
 翌朝は、雨。干しておいた器材が、、、。ともかくしまいこんで朝食、精算、港へ。待合所では思いもかけない物が僕らを待っていた。そう、昼のお弁当。なんと、竹芝桟橋に集合してからの全ての食事が提供されるなんて、なんて太っ腹な企画。ぜひ来年もこうあって欲しい。帰りの船にはガイドさんも一緒。(巨大グラタン、つい作ってしまいました(^^;)。)最後の最後まで楽しい神津島行きだった。帰りの東海汽船の中で




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